2023/06/26 サバイバル時代を生きる(4)

勝手にシリーズ化して、何度も同じようなことを書いているけど、少しでもご興味がありましたら、どうかお付き合いください。

自然災害、政治、経済の混乱など、未来のことは誰にもわからない。
先の見えない不安定な時代に生き残るには、変化への対応力が必要だ。
変化に対応する力としては、分散力と機動力が特に大切だと思っている。
一か所に定住して、一つの会社、狭い人間関係に依存する生活からシフトしようと思ったのは、やはりこの考えが大きい。

世界的な感染症が流行したり、核戦争のリスクもある大規模な戦争が始まったり、インフレが止まらないなど、世界全体でリスクが高い時代になった。
第一次世界大戦の時も世界はこのような流れだったから、嫌な予感もする。
悪い意味でのグローバル化、バタフライエフェクトだけど、ちょっとしたことがきっかけで、世界は一瞬で大きく変わってしまう。

ノマドは少し前のバズワードだけど、ただの一時的な流行ではなく、これから徐々に本格的になると予想している。
ジャック・アタリの予言は正しいのかもしれない。
昨日、シャドー移住者が増えているということを書いたけど、それも一つの兆候ではないだろうか?
感度が高い人たちはとっくに行動しているようだ。

イメージばかり先行しがちだけど、ノマドは旅先とかのカフェでパソコンをカタカタすることだけではない。
少し前に「ノマドランド」という映画を観たけど、住居のない(ホームレスではなくハウスレスと言っていた)高齢者たちがトレーラーハウスで各地を回り、短期の日雇い労働で生きていく姿が描かれていた。
悲壮感がすごいけど、これもノマドの一形態だ。

ずいぶん前から、国も会社も頼れなくなり、個人でリスクをコントロールして生きていかなければならない時代になった。

・資産を分散すること
・職業を分散すること
・居住地を分散すること
・人間関係を分散すること
・ミニマリストになること
・心身を健康に保つこと

これらは、サバイバル時代を生きていくために必須だと思う。
自分も取り組んでいる最中だけど、今後はこれらの具体的なことを書いていきたいな。