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036.土台の話

前回の記事はこちら☟

イースター島で地震に遭い、
数日足止めとなり、
サンティアゴからなぜかマイアミへ。
そして19時間のトランジットの末、次のフライトへ。

日本でも見たことのある「BRITISH AIRWAYS」の機体を見た時、
深く安心したような気がします。

この時ようやく、「帰る」という感覚になりました。
僕は日本にこれから帰る。


マイアミから8時間ぐらいでロンドンに到着します。
南米の長距離バスで20時間以上の移動を何度も経験した直後だからか、短く、あっけなく感じました。

そしてロンドンで乗り換え手続きを済ませます。(トランジット約4時間)


向かった搭乗口の機体には、黒い文字と赤い鶴のマーク。
この瞬間から私はJALのファンになりました。

30か国程回り、各地域のエアラインの機内にはそれぞれ香りが微妙に異なっていることを記憶しています。

インドの飛行機は汗の香り。

ヨルダンの飛行機はスパイスと砂っぽい香り

ギリシャの飛行機はパンの香り

アメリカの飛行機は香水の香り(多分隣の席の人の香り)

そしてロンドンから乗った鶴丸の飛行機は、醤油の香りがしました。


成田に着くと、自分がとても埃にまみれていることに気づきました。
そういえば、イースター島を出てから風呂はもちろん着替えてもいません。
新品だったバックパックも半年で埃まみれ。
腰のポーチには20種類以上のコイン、どこの国かも覚えきれない数の小額紙幣。
なんともみすぼらしい恰好で、私の旅は幕を閉じました。


海外をひたすら回った半年、私は地球の広さと多様さを目の当たりにしました。
それはとても貴重なもので、色々なことはその土地の人と話したり歩き回ったりすれば、何とかなると実感できるものでした。

そしていつもなんとなく過ごしていた日本が、僕は大好きだと感じる経験になりました。


この36回書いてきた経験が、今の私の土台となっています。

私がコーヒーを続けるのは、無意識に人が行くカフェでの1杯や職場での1杯、自宅で過ごす家族との1杯が、人が暮らす上で欠かせないものだと思っているからです。

私がシェアを訴求し続けるのは、人と対話して、それぞれの思いや行動に共感しようとする気持ちが欠かせないと思っているからです。

だから、これからもこの2つを日本で続けていきます。
次回から、今とこれからのことをマイペースに更新していこうと思います^^



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