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016.逢えた喜び

ブダペストで沈没しかけた私ですが、何とか次の街へ向かうことができました。

ハンガリーで2番目に大きい街、デブレツェン。

会いに行った友人の宿舎。極寒。

この街はハンガリーの東側にあり、ブダペストから列車で2時間ほどの距離でした。
途中いくつか停車駅があったのですが、発車合図や「〇〇駅です」みたいなアナウンスが全くなく非常に静かな列車内でした。

さらに各駅での停車時間が驚くほど短く、降り間違えないか、乗り過ごさないかすごく不安になります・・

2か月前セルビアでの降車ミス→駅野宿はもう12月で絶対避けたいところでした。

「デブレツェン???」

・・・

「NO.」


同じ車両に乗っていた中年の女性に、途中から停車するたびにこのやりとりをしていました。

「デブレツェン!!」

最終的に向こうから教えてくれて助かりました。

そしてこの旅で初めて「友人」に会うことが叶いました。
大学時に日本で出会い、ハンガリーに7年間の医学留学に来ていた通称「キッハー」さん。

3日程彼にお世話になっていましたが、非常に刺激的で有意義な時間を過ごすことができました。

知人と会う喜びと価値の高さを久しぶりに感じたハンガリーでした。

キッハーさんに元気を頂きました


そしてこの後向かったパリでも、再会が待っています。


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