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034.次はどこへ。。

☟前回の記事はこちら。


2010年のチリ地震に現地で巻き込まれイースター島で4日間の立ち往生。
その後首都サンティアゴで異様な穏やかさの中軽くランチを頂いた後に空港へ呼ばれ。。


その理由は「ペルーのリマへ飛行機が飛びます」ということでした。
どうやら海外から渡航してきた観光客を、この被災地から脱出させようという方針のことを言われた記憶があります。

(またペルーですかーーー)

この時、屋外の仮説空港にはとてつもない数の方が集まっていて、日本人も何人かいました。
その中に大手携帯キャリアを退社したばかりの方(英語ペラペラ)と同じ飛行機になりそうで、彼とは昼過ぎから夕方の飛行機のチェックインまで色々話していました。

3月上旬のサンティアゴは温かくも、日が沈むと少し肌寒くなっていました。ペルー便はいつ出るのかなーーと待っていると。

ぞろぞろと歩き出す群衆がいました。私は携帯の彼と歩き出す前にトイレに行きたくなり小走りで仮設トイレへ。

戻ってくると案の定彼は既にだいぶ離れたところにおり、私は違う列に並ばされました。
違う席になりそうだなと待っていますが、どんどん彼の並ぶ列との距離が離れていきます。


それから1時間後ぐらいでしょうか。彼の列はチェックインを済ませたようでペルー便に乗り込む雰囲気でした。

私の並ぶ列もイミグレーションが始まり、無事飛行機へ。
違う飛行機で行くんだなと。

ただ、ペラペラの手書きチケットには「MIAMI」という文字。
私がトイレに行っている間に、自分の行先がペルーのリマからマイアミになってしまったようです。

(ペルーはもう行ったし、マイアミで温かいシャワーを頂けるかもしれない^^)


トラブルが続き、世界1周よりも「次どこに行けるのだろう」が楽しみに変わっていたこの頃。

しかしながら、あまり笑えない事態がマイアミで起こってしまいました・・
2010年3月3日の出来事でした。

つづく。

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