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看護師の骨折ダイアリー

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こちらは、膝蓋骨骨折と後十字靭帯付着部剥離骨折を受傷した記録になります。看護師視点の話しもあったりなかったり。
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#膝蓋骨骨折

21歩目 再受診

退院した翌日の日曜日。 家族が様子を見に我が家へ来てくれた。買い出しをし、数日分の食事を用意してくれた。それだけで、お腹いっぱい胸いっぱい。ありがたい。 松葉杖の行動は、重々しい。 病院のバリアフリーと違って、高低差に気を取られる、外界は危険だ。 左足は非荷重。膝は装具を装着し曲げられない。どうにも不便だ。家のトイレが狭いので、扉を開けたままにしないと座れない。1人であるけど、何だか落ち着かない。 月曜日。 近くの病院を受診する予定が、目覚めたら昼だった。 下を向くと髪の

20歩目 再帰宅

松葉杖で、荷物はリュック2つ。 いざ、退院。 入院期間は23日間だった。 前日までに、担当医ともお話しができ、よく話しかけてくれる看護師さんやヘルパーさんにも挨拶ができた。 ありがとうございます。大変お世話になりました。 怪我した時は休む時です。 って誰かが言ってたのを思い出してた時に、 看護師さんにも同じ事を言われて、 そうゆうもんなの? と、なんとなく受け入れていた。 休んでる最中に、色々考えられるしね。 悠長にはできないにしろ、時間はある。 さしあたって、仕事の事

19歩目 退院

4週目のレントゲン結果、特に異常所見なし。 「退院します?もう少し、のんびりしていっても良いですよ?」 担当医の言葉に、 「ありがたい言葉ですが、退院させて下さい。」 1人暮らしを危惧されての、だったけれど即答した。 退院後のリハビリは通院が難しいので、近所の病院でリハビリ通院できるよう手紙(診療情報提供書)を書いてくれた。松葉杖を借りての帰宅になるので借用書の記入や、退院に伴った手続き関係を行う。 家族へ連絡を取って、都合の良い日と時間を教えて下さい、と言われる。退院日って

18歩目 松葉

入院中、松葉杖の由来って何だろう? と思って、調べてなかったのを思い出しました。 、、、松葉ってそんな形だったのか。 松葉杖の扱いは、初めてではなかったし、楽勝!と思っていたけど、実際に骨折した膝では、思うように扱えなくて大変だった。松葉杖での階段昇降なんて、すぐに筋肉痛になったし、全体的な体力低下のおかげで、易疲労。慣れるために、病棟内の廊下で歩行練習。トイレは、一番遠くの場所に行くようにした。 これで家に帰るんだー!と帰宅した際のイメトレをする。幸いに家の中はバリアフ

17歩目 造顔

左膝の皿である膝蓋骨の骨折。 3週目のレントゲン所見は、骨にズレはなし。 手術をしない、という選択をした治療は、保存的治療。 そのために、ニーブレスという膝を固定する装具をつけ、膝を動かさないのが治療方法。装具のおかげで、動かせない。もちろん、寝てる間も装着。 荷重をかける事でズレが生じるので、左足の荷重も不可。 ていうか、床に少し着くだけで、痛いから着けられない。 特に異常がなかったので、松葉杖の許可が出た。非荷重は同様。 「来週のレントゲンで異常がなくて、  松葉杖に慣

16歩目 称号

ちょうど昨年の今時期、 札幌に熊が出没しニュースになっていて、 「大丈夫ですか!?  ホントは熊と戦って傷を負ったけど  駆除した勇者だと思ってますタイミング的に。」 と、骨折報告の返信と同時に、 勇者の称号を頂きました。 YES!! そんな転倒勇者のリハビリが開始。 どんな先生が担当なんだろうと緊張していたら、 先生の方が緊張していた。 ピキーンとした感じって、 マスク越しでも伝わりますね。 膝の可動は禁止になっているので、 それ以外の可動をチェック。 もうすでに、

15歩目 記録

入院2週目くらいになると、生活リズムができてくる。 6時起床、食事は3食、21時消灯。 昨日の排泄回数を尋ねられ、始まる朝。 回数なんて覚えていない。適当すぎるのも良くないし、時間はあるから行動記録くらい残しておこうと考え、スマホアプリでメモ日記を始めた。 これらの記事は、そのおかげもあって書けている。 最初は、病食を忘れないようカメラで残していた。何故なら、病食が美味しい。薄味で美味しくないイメージ、を払拭してくれた。自分が作らなくてもご飯が出てくる食事は、ま、怪我してた

14歩目 理由

ふと思い立ち、 膝について、検索をした。 以前にも、膝関節症みたいになって歩けなくなったし、 何で、膝の負傷が続くの? 今回(は骨折だが)3回目で、 それに意味はあるの? 自分としては、ワケがあるとありがたいというベキか。 結局は、自分の行いなので、受け止めたいところで。 意味があると、なんかホッっとするのではないか。 そんな事を考えていた。 大なり小なり、みんな将来に不安はあるのではないのか。 より不安がってる人が怪我をするのか。 転職どうしようかなぁって考えてはいたけれ

13歩目 差入

入院して1週間。 手術はしない方向で、保存的療法で経過観察。 レントゲン撮影では、骨に大きな変化なし。また来週レントゲンを撮って、今後の事を決めましょうという話しになった。それでも先生は、手術しなくて良いかい?と仰る。先生が言うと、迷っちゃっうもので。 でも、もう決めた。 保存的療法で! 3、4日くらいは微熱もあったが、やっと平熱に戻る。 先の事は、考えても答えはない。 その間に、お見舞い品を色々頂いた。 コロナ禍で面会はできないけれど、物の受け渡しはできたので、そんな差し

12歩目 散浴

末端冷え性ってのもあって、 余裕がある日は、お風呂に浸かります。 先日、お湯を溜めようと切り替えレバーを倒したら、 シャワーからお湯が出てきて、ビックリしました。 もちろん、びしょ濡れ。 えんどぅです。 そろそろお湯が溜まったかなぁと覗いたら、 栓をしてなくて空っぽ、という あるあるエピソードも持ち合わせています。 さて 入院手続きに来てくれた家族へ依頼したものは、ノートパソコンと筆記用具にナンプレ(数独)本でした。連絡や手続きなどをやり切った後は、手術するか否かで頭をか

11歩目 選択

単語の意味を調べて、自分に目的がなかったのか、と思いました。 あれ?なかった? いや、あった。 でも浅はかだったなぁ。 「手術する?しない?」 が、入院当初からつきまとっていて、「選択」をしなくてはいけない。 膝の皿の手術をするか、しないか。 経過観察といえど、手術をするなら次の金曜日。その前までがリミット。担当医は最初に診てくれたDrで、ベッドサイドに現れては、尋ねて下さる。 先生はどう思いますか?と意見を求めると、 「手術をした方が治りは早いし、リハビリもしやすくなる。

10歩目 反応

骨折の報告をした時の反応は、ハッキリ2つに別れていた。 えー!大丈夫ー!? ホントにー!?(明るめ感情的) うわー、どうしたの? いやー、引くわー(暗めで冷静) そんな中でも、転倒する前に一緒に遊んでた職場の子(以後、シュガーボーイ)の反応は、心に刻まれた。 えーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?って、 そのレスに自分がビックリした。最初は信じてもらえず、ニーブレスしている足の写真を撮って送り、やっと受け入れてもらえた。 「自分で転んだんだし、気にしないで!!!!」

9歩目 初日

入院したのが夜中だった為、初めての朝だけど2日目となる。 細かい事だけれど、病院での昨日と今日の境目は、0時ではなく翌日の朝が多い。翌朝までが本日換算。記録ものは別として。なので、数時間しかいなくても、個室料金は換算。ついでに、夜間診療(時間外診療)の場合、割り増し料金が発生する。そりゃ、そうか。 最近は、入院セットというものがあるので、 手ぶらで入院になっても安心。 最低限のモノが揃っちゃう。 他に揃えるなら、 あると便利なのは、 ウェットティッシュやファ◯リーズ的な

8歩目 不眠

入院初日の思考回路 情報整理 転んだ どうやって転んだ? そういや、うずくまってた? 結果、骨折 いやー、マジかー からの即入院 ネタ的に、身体張り過ぎだろ 治療は、手術か保存か 手術するとしたら、、、 保存だったら、、、 どちらにせよ、不安だわ 歩けるようになるのかな 独身案件 家ん中、そのまま! 植物、枯れちゃうなぁ 誰かに合鍵渡してどうにかしなきゃ その時に水をあげてもらおう 家賃! は、スマホで振込できるか ガスの元栓閉めたかなぁ ブレーカーも落としてもらおう