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【映画】推しの好きな作品~アラン・リックマン 編~

本日2月21日は、故アラン・リックマン氏の誕生日です。
思えば初めて見たのはダイ・ハードハンス・グルーバー役の時でした。
祖父がレンタル屋で借りてきて鑑賞していたのを横から見ていて『なんてカッコイイ悪い人なんだろう!』って思ったのを覚えています。

それから数年経って、ハリー・ポッターセブルス・スネイプ役で久々に彼を見た時、『同じ悪役(当時はスネイプ先生も悪人だと思っていた)でも全然違う!淡々と、いっそ棒読みのように喋っているのに、一音一音が重くて全然大根じゃない!存在感がすごい!!!』と圧倒されました。
それから彼の出演作を遡り、クローゼット・ランドというとんでもない作品に出会ってしまい、完全にアラン・リックマン氏にハマってしまいました。

そんなわけで今回は、彼の出演作で視聴しやすい作品を挙げたいと思います。本当はもっと色々挙げたいところなのですが、そもそも悪役が多いのでクライマックスで死んじゃったり、バッドエンドだったりするものもありますので、そういった作品は下の方でこっそりオススメします……。
あとハリー・ポッターやダイ・ハードはとても有名なので割愛。



ちょっと明るいコメディでおすすめ

ギャラクシー・クエスト

【あらすじ】
『スタートレック』へのオマージュ満載のパロディ映画。
宇宙の英雄である『エンタープライズ号』ならぬ『プロテクター号』乗組員を演じる売れない俳優が、実際の宇宙戦争に巻き込まれる二重構造に、現実の『スタートレック』を絡ませた三重構造の形を取っている。前半ではSFシリーズと熱狂的なファンのパスティーシュで、冷静にファンダムの在り様を描いている。批判的にも見えるシーンは中盤からスペース・オペラ活劇になだれ込む。

Wikipediaより

彼の出演作の中でも屈指のコメディ映画。
アラン演じるアレクサンダー・デーンという男は、かつてはリチャード3世を演じた名優であり、今でも当時の栄光を忘れられないでいるものの、伝説的人気SFテレビシリーズ『ギャラクシー・クエスト』出演以降パッとしない日々を送っている。しかも放送終了から20年経った現在でも人気は衰えず、ファンイベントで収入を得ている始末。お陰で終始不貞腐れたように皮肉ばかり言っていて、とても可愛い。
宇宙戦争もののSFやスタートレックが好きな人には刺さると思います。知らなくても楽しめます。
おバカだけど、ちょっと感動出来る映画が観たい時は是非。


ラブ・アクチュアリー

【あらすじ】
12月のロンドン、人々は幸せなクリスマスを迎えようと、ささやかな夢を胸に毎日を過ごしていた。秘書に恋をした英国首相、義理の息子との関係に悩む父親、ポルトガル人のメイドと恋に落ちる小説家、夫の浮気に気付き、悶々とした日々を過ごす熟年の主婦、親友の恋人に思いをよせる新進画家、新曲のクリスマスソングに起死回生を賭ける元ロックスター――。クリスマスに人生のクライマックスを迎えることを、誰もが願っていた。そしてイブの夜、全てのドラマが、ハッピーエンドに向かって動き始めた。様々な人々の「愛」についての物語。

キネマ旬報WEBより

毎年クリスマス前になると観たくなる作品です。アランはもちろんですが、出演されている役者さんも有名な方ばかりで、安心して楽しめます。
そしてこの作品、ハリーポッターでは占い学の教授シビル・トレローニーを演じるエマ・シンプソンとアランが夫婦役で共演しています。かねてから彼女との共演作も多く、よく知った仲だからこそ熟年夫婦役にピッタリの配役なんですよね。





本当に挙げられるものが少なすぎたので……

個人的には大好きだけど万人受けはしないし、中にはバッドエンドも含まれているので強くオススメは出来ないけれど……という歯切れの悪いオススメ作品を挙げます。もし好きな人がいたら私と握手してください。


ドグマ

大天使メタトロン役のアランが観れます。そうです、訳あって真夜中に突然ひとり暮らしの女性の家に現れて、股間を晒す変質者じみた天使です。
終始下品で不謹慎なネタ満載のコメディ映画。しかもクリスチャンじゃないとピンと来ない内容なので日本人には全くウケなかったという……。
そして私がゲームで使ってるHNは、この映画での彼の役名が基になっています。それぐらい好きなんです……!
下品過ぎる下ネタさえ大丈夫なら、アラン目当てで観るには楽しめるかと。出演シーンは少なめですが、それでもカッコイイ役柄なので!



恋する予感

はじめてこの映画を観終わった時、酷いタイトル詐欺だとブチギレたのを今でも鮮明に覚えています(苦笑)。
原題だと『An Awfully Big Adventure』(直訳:とてつもなく大きな冒険)で、まぁこのタイトルもどうなんだ?って感じではあるんですけど、邦題よりかは遥かにマシなタイトルです。それぐらいラストシーンが酷過ぎる。そもそもこんな邦題でヒュー・グラントが出ていたらラブコメだって思うじゃないですか???まーーーーーーーったくそんなことはない!ネタバレはしたくないけど、それ以上にタイトルとあらすじに騙される不幸な人を増やしたくない……!!
とはいえ!アラン演じるオハラは個人的にむっちゃ好きなタイプの男なので、アラン目当てで見るにはオススメです。踊ったりはしゃいだりするシーンも観れます。
あと、彼にしては珍しくベッドシーンがあります。ドスケベです。もう一度言います。ドスケベです。


クローゼット・ランド

90分間、たったふたりの役者だけ。延々と決闘するような演技力のぶつかり合いが観れます。平たく言うと90分間ずーーーーーーっとアランがマデリーン・ストウを拷問し続けるだけ内容となっています。誇張無しで本当にそれだけ。性的なものも含んだあらゆる暴力がふるわれる内容なので、本当に人様にオススメしにくい映画の最高峰です……。
ちょっと調べれば詳しいあらすじが出てくるので、もしそれを読んで気分が悪くなったら観ない方がいいです。
……もしも視聴して、『後味は悪く感じたものの大丈夫だった』という人は私と握手してください。


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