エノキド高校1年
平日は電車に乗って毎朝学校に向かっていた。
最終車両の後ろから3番目のドアにいつも並んで満員電車で向かっていた。
35分くらいぎゅうぎゅうの中、学校に行っていた。どのくらいぎゅうぎゅうかというと、3泊4日の合宿に1泊2日用のキャリーを持っていく時のキャリーの中身くらいぎゅうぎゅうだった。
高校1年生は誰もがイキると思う。
僕もその1人だった。
たまたま同じ中学の人と同じクラスになり、いい感じのイケイケグループに入れてもらった。
今思えば多分僕は無理していたと思う。
昼飯も一緒に食べてそれはそれで楽しかった。でも僕は小学校を行きたくないと言って行かないくらいのインキャなのでちょっと居心地は悪かったかもしれない。
そんな時に体育祭のアンカーを任された。
この時は中の下くらいの足の速さだったので選ばれた。
アンカーってクラスでもまあまあの人気のやつがやるやつだと思っていたので、多分その時は僕はまあまあの人気だったと思う。
僕的には15番目くらいに出て女の子からバトンを受け取り、足の遅いやつを1人2人抜いて次の人にバトンを渡すのが理想だったので、アンカーはちょっとなんか嫌ではないけど、モヤモヤしていた。
まあでもやるしかないので、やった。
結局誰も抜けずにたぶん最下位から2番目でゴール。
高校1年の体育祭はこんなもんだ。
高校1年生はいまから5年くらい前のことなのでなんか覚えてることないかなって思い出そうとしても思い出せない。
そのくらい薄い高校1年生だったのかなと思う。
まあでも楽しかった。
でもそれより楽しい高校生活がそのあと待っていた。
次回は高校2年生の時について書きます。
今回手抜いてます。
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