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大好きな教授から金言をいただいた話

ほんとうに、ついさっきのこと。
3年目にしてやっと出会った面白いと感じる講義で、閑話として教授が大学院への進学という選択肢を提示してくれた。

知らなかった。

出身の学部は関係ない。
法学部から言語に進んだっていいし、経済学部から教育系の大学院にだって入れる。
人数次第では夕方以降で時間割を融通してくれるから、働きながら卒業出来る。
教授自身も教授のご友人も、仕事をしながら通って学費をまかなったらしい。
ちょっと頑張れば、できる。

そんな選択肢があるなんて、選ぶことが可能だなんて、思ってもみなかった。系統が違ううえにお金をかけられないから諦めてきた分野の勉強を同じ理由で諦めた大学で、一年生からやり直す以外で、働きながらでも、その道のプロフェッショナルから学ぶ機会がある。

講義が終わって質問をしに行ったついでに少しだけ院のことを聞いた。たくさんの可能性があるのだと教えてくれた。

お礼を言って教室を出る直前、
教壇の上から少しだけニヒルに笑って、
「自分がやりたいことをやる それだけよ」

めちゃくちゃかっこよかった。
なぜか涙が出そうだった。

自分がやりたいことを、やる。

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