逃げ上手の若君 3話の感想とか
週刊少年ジャンプ連載の原作は未読ですが
歴史好きなので
この辺りの史実はある程度理解してます
それがネタバレに繋がるかもしれません
また中途半端な歴ヲタの戯言を含みます
それでも宜しい方はお付き合い下さい
今回の話の構成は
スパイファミリーでも見られたやり方
1.2話と話が重めだったので
箸休め回かなと思ったら
Aパートで時行のわだかまりや疑問を
巫女さん’sや落とし穴などのギャグを混ぜながら
頼重の力を見せつける事で解決とゆー
何気に重要な回でした
・軍勢ととも見せた頼重の天候を操る術を
ファンタジーと揶揄する方も散見しましたが
古来、真偽はともかく軍師と呼ばれる者はこの手の伝承が多数あるし
軍師の仕事は占い(天気予報含)と祈祷・調伏が主なので
おかしな話ではない
山本勘助のような軍師とはタイプが違うが
この時代は諏訪頼重のようなタイプの軍師が主流だったと考えます
まぁ前半は時行と頼重の信頼関係の構築でした
・Bパートでは某乙事主のような
名付けられた名前から運命がわかる山の主との対決と
温泉サービス回からの
自分たちの武装集団?を名付けるまでが流れです
最初に時行の郎党たちの役割を頼重が振るのですが
海外の方に雫の事をメイドさんと呼んでる方がいまして
なんでやねん!と思いましたが
少し考えて、執事をbutlerとかdeaconと訳して
女子なのでそこらHousekeeperに脳内変換したんだろうなと
この時代の執事は家長に代わって政務他一切を取り仕切る
筆頭重臣の事なので額面通り執事をそのまま翻訳するのでなく
宰相に変換してPrime ministerとするのが適切かな?
他の子は弧次郎だと将来の侍大将Samurai Generalで良いとして
亜也子の便女、こちらがMaid?
少女以前に女性が合戦に出るのに違和感を覚える方もいると思うけど
雑兵で雇用するケースは割とあったようです
ただスルーされてるのは女首取っても手柄にならないし
雇用主の待遇も、これは男女問わず悪かった
それでも戦場に出たのは乱取りが美味しいからかな
ちな、雑兵とし足軽と呼ばなかったのは
役割が違うから
足軽が戦闘に参加するようになったのは応仁の乱以降です
・温泉シーンで全員着衣なのはこの当時では普通
浴帷子と言う名称らしいけど良くわからんです
重箱の隅
やはり突かずにいられないw
何でも北条家は慣例により7歳で元服するらしい
で、あれば幼名でなく時行なのは納得
ただ、そうであれば
若君とか若と呼ぶのはおかしい
家臣であれば殿または御屋形様が正解
北条得宗家の当主なので、年齢は関係ないのです
諏訪頼重の場合は後見人であるが
北条一族ではないのでちょっと微妙だけど
百歩譲れば、時行様ではなく
次郎殿と呼ぶのが許されるかも?
同様に邦時が時行を呼ぶときは次郎
時行が邦時を呼ぶのに兄上は〇
叔父が呼ぶ時はやはり次郎殿
時行と呼んで良いのは両親と祖父母くらいではなかろうか?
(すげーあやふや、何か決まり事あるぽい)
あーでも領民は時行様でも良かった気が
ややこしい・・・
まぁここら詳しく知りたい人はぐぐってw
あと元服してるなら人前に出る時は烏帽子は被れ!
そんな感じで細かい事を突きつつも
3話もそんな事はどーでも良い面白さでした
次回からまた濃い敵役の小笠原貞宗登場との事で
更に期待したい所
ここまで駄文と戯言に付きあいありがとうございました
それでは!
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