341戦闘団1巻読了

著者はブラックラグーンの広江礼威氏

主人公は政治絡みで女学校から士官学校に移籍→卒業
近衛部隊に所属予定のハズだったが親のいいなりになるのを嫌い
裏工作で前線部隊の指揮官になる公爵家令嬢の少佐
戦う前から戦争の現実を思い知らされ挫折しかけるも持ち直し
窮地の隷下部隊を勝利に導くまでがあらすじ

本書の中盤から終わりにかけてほぼ戦闘シーン
見所は某戦記のデグさんみたいに自ら戦うのではなく
その戦闘指揮の様子
装甲車のキューポラから身を乗り出し
決して危険だからと車内に入る事はしない
敵を目視し目まぐるしく動く戦況の中指示を出し
地図を広げ砲撃支援を要請
状況確認の為接敵する距離まで近寄ったり位置を絶えず移動する様は
理想の前線指揮官
これは他の将校や若いが古参の下士官の信頼と尊敬を得られますわw
戦闘に関わる事以外は育ちの良さから来るポンコツな面も魅力的

細かい所をつつけばアラもあるが(砲弾が掠めたシーンなど)
それは些細な事
この手の作品が好きなら読んで損無し
売れれば続編執筆だそうなので是非買って頂きたいwww

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