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立ち去る人、闘う人
またか…。そういう思いが湧いた。
看護師が大量に退職するという。その理由は…。
呼吸器や総合内科の病棟をコロナ専用病棟に作り替えることになり、入院患者を他科の病棟に移した。他科の看護師は専門外の上、重症者も多い。慢性的な人手不足も重なり、耐え切れなくなった看護師が次々と辞めているのです。職員の調査では、昨年4月から今年1月までに退職・休職を含めて100人の看護師が減っていることがわかりました
過酷な労働、払われない残業代…。看護師は資格職でいわゆるジョブ型の働き方ができる。だから辞めやすいというのもある。
これはいわゆる"立ち去り型サボタージュ"、かつての逃散ではないか。
立ち去り型サボタージュとは、医療現場における過酷な労働環境に疲弊した医師・看護師などによる退職を指す語です。かつては「逃散」という語が用いられていましたが、小松秀樹氏(現亀田総合病院副院長)が新たに命名しました。
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