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インディ病理医・科学ジャーナリスト榎木英介の”機微”だんご

フリーランスの病理医兼科学ジャーナリストである榎木英介が、病理、医療業界や博士号取得者のキャリアパス、科学技術と社会に関する「機微」な話題を語ります。組織に属しない「インディペン…
このマガジンでは、“めずらし医“である病理医の中でもレア中のレアなフリーランスの病理医からみた病理…
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#アカデミア

ノーベル賞の美味しい料理法

 今年もノーベル賞ウィークがやってきた。  やはり大きな賞なので、注目を集めている。報道…

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研究者と「社会リテラシー」

 自民党の総裁選が始まった。 https://www.jimin.jp/sousai24/  上記の投稿は、あくまで自…

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アカデミアへの未練を断ち切る方法

 私がある種「ラッキー」だったのは、研究室を追い出された時、30歳前だったことだ。  1回…

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「研究者」が嫌われる理由

 博士号のキャリアパス問題に関わって、実に30年近くになる。  最初はあくまで当事者として…

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大学院は誰のため?

 私が大学院修士課程に入ったのは、1995年。あの阪神大震災とオウム真理教の事件の年だ。  …

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KとAの12年戦争

 円安が進んでいる。  一時1ドル160円台になったが、その後150円台なかば前後となっ…

アカデミアの「国境」を旅してみたら

 ちょうど20年前の冬、私は研究机の上にマイクロピペットを起き、職業研究者への道とサヨナラした。  このあたりの経緯については何度も触れてきたので、ここでは述べない。  この日以降、いわゆるウェットな研究はしていない。  そういう意味で、私は研究の道を「引退」したと言える…。  のか?  いや、そんなことはない、という話を今日は書きたい。

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自浄作用の幻想

 最近編著本の新刊が出た。  研究不正に至らないさまざまな行為への注意喚起をする本となっ…

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業界侮辱罪

 前々から不思議に思っていたことがある。

アカデミアの「鬼は外」

 鬼は外福は内…  節分の豆まきの掛け声だ。誰しも、この言葉を口にして豆を鬼役の誰か、お…

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現場はどこか?

 生命科学、いわゆるバイオ系で大学院生だったこともあり、研究者のキャリア問題はバイオ系の…

雇い止め問題、解決策は?

 前回、研究者雇い止め問題が生じた背景について書いた。  今回は、この問題をどうやって解…