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デビルシャークを観た!デビルシャークを観た!!デビルシャークを観た!!!

デビルシャークという映画を見た。
まず、あらすじを説明する。

恋人である海洋学者が遺した小型のサメを引き取り可愛がるヒロイン。
新しい恋人も出来、間もなく結婚を控え、ヒロインは婚約者と新居へ引っ越す。
しかし、引っ越しの際、仕事で不在にしているヒロインをいいことに婚約者の男性がサメを殺し、湖に捨ててしまう。
嫉妬深い婚約者は、以前の恋人の形見であるサメをヒロインが可愛がるのを面白くなく思っていたのだ。
配送業者の不手際で紛失したと嘘を付く婚約者。
ヒロインは、戻ってこないサメに心から悲しむ。
そして、結婚するも婚約者の言動が次第に怪しくなっていき……


という話じゃない。
ゲロと女の水着の映画です。
嘘でも誇張でもなく、ゲロと女の水着と、痙攣の映画
ストーリーに対して何も言えない。
なぜなら70分間の虚無だったから。
この70分が憎い。
多分これより短ければ虚無を感じなかったし、これより長ければ走り抜けられなかった。

低評価の映画を友達とワイワイ言いながら観ようと、ウォッチパーティを使って観たのだけれど、果たしてこれは映画だったのだろうか。
カラオケのときに流れる無意味な映像を不快にした感じ。
脈略もなければストーリーもない。

エクソシストとサメが戦うという映画と言いながら、サメもエクソシストもあまり出てこない。サメのクオリティはシーマンくらいのクオリティ。
なぜか、サメは人と絶対共演しない。共演NG。
サメのカットインが入ったら人を襲っていると判断しないといけない。
水着の女がとにかくいっぱい出てくる。もう誰が誰だかわからないレベルで出てくる。
そして、隙さえあればカラフルな吐瀉をする
サメに噛まれるもめちゃくちゃ軽症だし、シスターが突然襲ってくる。
何?何なの?
ねっとり不審者が出てきたから、キーパーソンかと思ったら、ただの不審者。
ただの、水着姿をねっとり盗撮する腕毛の濃いおじさん。
エクソシストは宇宙からやってくるサメに負ける。
正気を疑うような言動だとは思うけれど、悲しいけれど、これがデビルシャークなのよね…
副題に「70分の無駄遣い」と付けてもいいと思う。
これ、脚本あるのかな。あるのなら見てみたいな。


アニメや映画などのフィクションには無駄なシーンが無いのだと聞いた。
すべてが作られた世界だから、すべてのシーン、小物ですら伏線になっているのだ。

その逆、無駄なシーンだけを集めた映画。それがデビルシャーク。
継ぎ接ぎ、ガタガタカメラワークの意図を探ろうとしても、無駄だと気がつくのに1時間近くかかってしまった。私は愚かだ…

デビルシャークを観たあと、どんな映画を見ても新鮮な気持ちになると思う。
伏線が回収される素晴らしさ、軸となるストーリーがあるありがたさ
強制的に空腹にさせられて、次に見る映画がすべて美味しくなる。それがデビルシャーク
とんでもない映画だった

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