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#終の棲家さがし⑤  ーライフヴィジョン研究室えんかつ

私はライフヴィジョン研究室えんかつ、主幹の吉川和世と申します。
セカンドライフのライフプランニングの中で、60歳を過ぎたら「終の棲家」について考えましょう~と提唱しています。

2年ほど前から探していた終の棲家の条件は2パターン。
パートナーの仕事の関係で都内に住所が必要という事情があり、また彼は元々一人で住むワンルームマンションを購入していました。
そこで、都心から車で60分ほどの郊外に中古の一軒家(予算は1500万円以下)を購入し、リフォームする。そこで、週末に60分圏内のロケーションを見て回り、千葉県の手賀沼周辺に住みたいということで、探していました。
90を超えた母と同居なので、コンビニまで歩いて10分圏内という条件も付いているので、なかなか良い物件が出てきません。

もう1パターンは、彼のワンルームマンションを売って、母と3人+猫1匹で暮らす中古マンションを購入する。予算は2500万円から3000万円で、築25年以内、コンビニまで徒歩10分以内。そしてペットが飼えるという厳しい条件で、これもなかなか難しく、正直、物件探しだけで疲れていました。

都内に中古マンションはたくさんありますが、ほとんど築30年、40年以上の古いマンションばかりです。これからまだ20~30年生きるので、古いマンションは災害時の安全性が怖いし、建て替えのリスクが出てきます。80歳前後で、マンションの建て替えには対応できないし、私の娘はアメリカに住んでいて、日本の不動産を譲っても仕方がありません。
希望の条件がいくつも重なると同時に、ローンが組めるのかという心配もありました。

しかし、偶然、今住んでいる賃貸マンションと彼のワンルームマンションと近くにフルリフォーム済みの築17年のマンションの広告を見つけて、早速内覧に行きました。
1階で隣のマンションの駐車場が見えて、景観はあまりよくはありませんが、母の行きつけのコンビニまで徒歩5分、そしてもっと近くに別のコンビニもあります!!!
前の住まいまで母の足で10分以内なので、散歩も一人で迷わずにできます。

問題は価格で、仲介料や諸費用、手数料などを含めたら、予算を300万円ほどオーバーしますが、今私が払っている賃料と、彼の住宅ローンを合わせた額よりも、月々の支払い(住宅ローンと管理費+修繕積立金)は少し安くなると試算しました。
それに築17年ならば、20年~25年後にまだ売ることもできる!

正直、母と同居でなければ、今の場所の近くでなくても良かったのですが、100歳ぐらいまで生きそうな元気な高齢者のためにはここしかない! これを逃すと別居の週末婚が5年以上続くかもしれないという恐れも現実的なので、思い切って購入することにしました。

不動産会社に購入の申し入れをして、住宅ローンの借り入れの手続きに入りました。

次回に続く








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