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超個人的感想〜オフィス投資は市場価値を上げるのか#TheUPDATE〜

※以下、超個人的感想であること、ご承知おき願います。

配信開始数時間前。とある方のリツートからこの配信のことを知った。
前職オフィス什器メーカーで働いていたこと、そして現在もオフィス含めた空間というものを軸に転職活動しているため、大変興味を持って拝聴させていただいた。

今回は配信は拝聴した私個人の感想を、ここに残しておきたいと思う。

オフィスは必要か、不要か。

オフィスは必要かどうか。

このような議論はコロナ渦が始まって以降、言われ続けてきたことかと思う。

が、コロナの流行から2年以上の月日を経ても、答えは現れていない。

それもそのはずで、要不要と言うのは簡単だが、つまりその答えは企業や社員、ひいては顧客が求めるものがオフィスにあるかor創出できるかという、個々の価値基準を統合した結果導き出されるものであり、複数の意見がある以上、答えを出すのは難しく、また万人に当てはまる完璧な答えなどそもそもありえない。それにこれはオフィスという空間そのものというよりも、働き方への問いかけに他ならないため、意見は非常に多様なのである。
とはいえ、完璧な答えはなくとも、個々の最適解はあるはずで、そこをすり合わせるべく、数々の議論がなされているのだろう。

今回の番組の議題は「オフィス投資は市場価値を上げるのか」であった。オフィスは必要か、不要かという極論ではなく、市場価値という一点において議論を始められたのは面白かった。また、オフィスに力を入れている企業、オフィスを持たないでいる企業、オフィスという空間を提供している企業など、さまざまな立場の方々が集まっていたというのも魅力的であった。

私自身の働き方の考え

ちなみに、私個人としては、オフィスは必要派の考えだ。厳密に言うと、私個人が仕事をするためにオフィスは必要だと思っており、そこには価値があると思っている派だ。

そんな中で私はオフィスに求めることは、社内での雑談含めたコミュニケーションの創出であったり、リモートにはない五感からの得られる情報であったり、自宅の狭い部屋にはない空間の広がりから感じる快適さ開放感であったり、といったところ。それに加えて、気持ちのオンオフの切り替えができるというのもあるのではないかと思っていた。

上記のように思っていた私だが、というかだからこそ島田由香さんの「OFF-ish」という考え方は心にグッと刺さってきた。
仕事とプライベートにおいて、オンとオフではなく、常にオフの状態で、つまりリラックスした状態で地続きで取り組めたほうがよいのでは、という考え方だった(私の解釈が多少入っているかもしれないが許してほしい)。

なるほど。

「仕事とプライベートの境目がほしいですか?」なんて面接で質問されたり、適性検査で見かけることはある。それは個々の価値観を問うもので、なんら疑問は持たなかった。
が、今思えば、それに回答するとき、自然と私は

はい→オンとオフを切り替えたい
いいえ→ずっとオンの状態でも大丈夫 or すぐにオンに切り替えられる

と勝手に解釈していた。つまりプライベート(=オフという前提の上で)を楽しんでいる状態でも、常に仕事のこと=オンにすることを意識していなければならない、といった解釈をしていた。

確かにプライベートが自分らしくいられる場所や時間の意味合いを含んでいるとすると、オフの状態で働くというのはある意味理想的なのではないかと思った。

自分の解釈や考え方を振り返る、そんな時間になった。

新たな事業の誕生と選択

「どんなオフィスで働きたいですか、理想ですか」

そんな質問が後半で出てきた。

サウナがある、会議室がない、といった従来のオフィスの概念にはなかった答えがいくつか飛び出してくる。実際それらが求められる時代が来るのだろうと私も思う。

ただ、そうなってくると面白いのが、従来オフィスと全く縁のなかった企業が業界に参入できるようになるということだ。それは新たなビジネスチャンスと言ってもいいだろう。
実際コロナ禍になって個別ブースの需要が高まり、以前から証明写真ボックス事業を行っていた企業が、新たに個別ブース製造を開始したと聞いたことがある。

そしてもうひとつ、今までオフィス業界にいた企業がどのような道を選んでいくのかも注目すべき点だと思う。どの事業を拡大し、残し、なくしていくのか、そして新たに拡張していくのか。


単なる個人的興味にすぎないかもしれないが、これからも同様のトピックがあれば飛びつき、拝聴・拝読してみたいと思う。

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