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COMITIA149 出張編集部持ち込みレポート

こんにちはーっ!!!!!!
好きな言葉はこんにちは、蛯原しげるです

記事の最後のネーム部分を除いて、全て無料の記事になります。

タイトルに反して、本文はあんまり真面目な文章ではないです
今回はCOMITIA149の出張編集部に持ち込みに行った話をつらつらと書きます。乱雑に書いていくため、要点だけ知りたい方は、記事全文コピーしてAIに要約してもらってください!!

先日はCOMITIAお疲れ様でした
来て下さった方々、本当にありがとうございました
差し入れもいただきました。本当に愛💝

製本、頒布するにあたって協力してくださった方々もありがとうございます。この場をお借りして…

宣伝します!!!

でもCOMITIA149、もう終わってます

もうしばらくはオフで配るしかないんですけども…
(お声がけいただければ幸いです)

今年7月にCOMITIAに出ると決めたものの別段目的のようなものは決まっておりませんでした。このままだとワクワク激アツ遠足になってしまう…

「COMITIAに出るだけなら、何かしら自分の活動にプラスになることをしたいよね……」
「……もう持ち込むしかなくね?」
「……」

怖いっ!私っ、評価恐怖症なんです!
目の前でマンガを読まれることに慣れてないんです!!
COMITIAは立ち読みというものがあり、スペースに立ち寄っていただいた方が内容をすーっと読んでいくという物があるのですが(とてもありがたい)

立ち読みされている間、私は息を止め、身体を半透明にしています。目の前で作品を読まれるという行為は、それくらい慣れていない行為なのです
対面の持ち込みはそれに加え、批評が目の前で飛んできます。もう、ヤーすぎます

ただ、このままじゃダメだ

今まで対面持ち込みを避けていた都合上、オンラインの募集やコンペに出したり、マンガ編集うんぬん投稿サイトに投稿していたりしていたのですが…

何も起きない

そう、何も起きないんです
フィードバックがないため、いいのか悪いのか、判断ができないのです。もう暗闇でどっちに進めばいいのか分からない状態。とても暗くて怖いッ!

だから…

そう思った私は、半年間ウネウネと修正を重ねに重ねたうごめくネームをカバンに入れ、マンガ読まれTIME(MYT)で歯がイー😬ってなってもバレないようにマスクをつけて、出張編集部に向かうのでした。(恐怖のあまり1時間くらいスペースでぐだぐだしてから行きました。これ、バンジージャンプ)

目標はもちろん、フィードバックをもらうこと
そして…名刺をもらうこと
名刺をもらうことは仕事につながる第一歩になります

持ち込んだものは41ページのネームと作画見本
持ち込みに行ったのは3社
所要時間は2時間

出張編集部ゾーンは人が結構多くにぎやかでした。同じ持ち込みを志した多くの味方(であり敵)の存在は自分の恐怖心を既に吹き飛ばしておりました

1社目A社

A社は、私がここ半年間勝手に絡み続け、何もなかったという勝手な因縁があります。
フィードバックをもらう!というわかりやすい目的があったため、最初はここにしました

肝心な読まれマンガ読まれタイム(YMYT)は…
意外と大丈夫でした
そう、マンガを読まれてる間やれることがありました。それは…

隣の批評の盗み聞きでした

すみません、盗み聞きという言い方は悪いんですが、出張編集部の持ち込みは一つの机で椅子複数横並びで行われております。完全に真隣にいて、嫌でも聞こえてくるんです。もう背伸びもできないくらいに隣にいます。一蘭より狭いです

自分がいきなり批評を飲んで泡を吹いてぶち倒れないように
先にどういう指摘が主体なのか、どういう空気で行われているのかを知る必要がありました
そんな自分にできることは、聞こえてくる会話に耳を傾けるしかやれることがありませんでした。読まれ待ちのマンガかき、あまりにも無力

そんな中、読み終わった編集が口を開きました。う…

「大変よくかけていると思います。楽しんでマンガをかいているのが伝わってきました」

(……………た、助かった!)
初手ボコられを覚悟していたため出てきた感想はまず「助かった」でした。

「ただ」

ただ、でした。
やはり半年間何も起こらなかったのはちゃんと理由があったということです。
そのあとは良いところと改善点、を織り交ぜ、批評が終わりました。
結果、名刺は貰えず、頂いた批評はこんな感じ。

設定の細かな違和感があり、ストーリーに入り込みにくい。
キャラクターが表面的、もっと行動でそのキャラらしさを出して。

A社曰く

いや~「うんうん」すぎました……
一回読んだだけでここまで分析されるとは、恐るべし
ものすごく真剣に細かいところまでご指摘いただいて、ありがとうございました。指摘は自分のネームに足りていない弱いところばかりでした。
ここを補強してもっとネームを強くしていこうと思いました。

2社目B社

結論から言うと、ベタ褒めされました。
(わ!嬉しーっ!!!!!!!!!!!!!)
マンガを読んでいただいている間も、編集のリアクションが大きく、笑うところで笑ってくださって、逆に自分は何が飛んでくるかわからないとで身構えていたので、嬉しかったです。
ただ、名刺はいただけませんでした。

激!悔しい結果で終わりでした。ストーリーもキャラも好印象。
マンガをもっと良くする批評をいただいた後、最後に名刺渡す下りあるか!?と思いきや、そのまま終わりでした。うっ………………

魅力を上げるためにもっと入れたいセリフやシーンがある
主人公以外の視点で表現できるシーンは別視点で見たい

B社曰く

褒められたのと名刺がなかったという混乱で、そのまま去ってしまいました。もっと名刺を渡すに至らない点をこっちから聞けばよかったですね………
もう一度…

3社目C社

最後となる3社目、こちらも私のマンガ、好印象でした。嬉しい
批評部分はあまりピンとは来ず…(すみません…)
自分のやりたい方向性とは違うなと思いながら聞いておりました。

コメディとして読み進めていたため、途中で期待と違う方向に行ってしまった。
もっとこういう展開はどうか。こういうキャラにしてみてはどうか等

C社曰く

編集は非常に明るい方で担当が付いて企画に対してあれこれ意見を出し合うような打ち合わせはこんな雰囲気なんだろうなと、持ち込み自体は楽しく進めることができました。
その他、マンガ家を目指すにあたっての行動の相談や、話作りの相談にも乗っていただきました。ありがとうございます。
名刺はいただけませんでした。

3社とも名刺は貰えず、だドン!

残念……!!特にB………………!!!
褒められて貰えないのはボコられて貰えないのとほとんど状況は同じだと、頭を抱えております。

ただ、全員からマンガの設定を褒めていただきました。
とても嬉しいことです。自信が付きます。
大切にしたい反面、また半年付き合ったネームを直して次という課題がのしかかりました。半年も同じネームと対峙するのはかなり堪えます。

だから最後にひと踏ん張り、頂いた批評をもとに再構築し、10月末の賞に向けて、頑張っていきたいと思います。

最後に

今回、ネームで持ち込みに行きました。
完成原稿でないと見てくれないのでは…
と思っていましたが、全然OKでした。
むしろ作画の問題点は比較的自覚しやすいたから、作画の批評は要らないよ〜だからその分話を重点的に見てほしいよ〜って場合、ネームで持ち込むのはアリだなと思います。もちろん完成原稿でも、そう伝えればいい話なんですけどね!

持ち込みにもう一歩踏み出せない人はまず、COMITIA出張編集部に行ってみることをおススメします!周りに人がたくさんいて、割と楽しかったです!

では、また

今回持ち込んだネームを有料で公開します。
いやそれはもう非公開では…?

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