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問題点を見つけるか、見つけてもらうのか

私は美容師のスタイリストをしています。
なのでアシスタント達にお客様のシャンプー、カラー、髪のブローなどの仕事をお願いする事があります。
その際アシスタントから
「さっきのカラー大丈夫でしたか?」
「ブロー大丈夫でしたか?」
という問いをされるのですが、私はこの問い方が大嫌いなんです…

アシスタントからしたら「何か問題があれば改善するので教えて下さい」的な意味で、勉強中の身ですし
凄く良い事だなと思うんですけど…

アシスタントはカラーなどの仕事に入れるまでにも人形の頭とかで練習してテストを受けてOKがでるまで任せてもらえないんですよ。
だから基本的な事はその時点でわかっているはずなの前提って意味なんですけど…

質問が漠然としてて面倒!

というのが嫌いな理由です。

「大丈夫でしたか?」って聞かれたら大丈夫じゃない仕事をされたとしても、私が担当しているお客様なのでリカバーして大丈夫にするので「大丈夫でした」
と答えてしまいます。
最初は問題点をあげて、改善策を伝えているんですけどね…
何度も何度もだと考えるの面倒!

色々なアシスタントを見てきて思うのは
早く伸びる子は
「ココのコレが出来なかったんですけどコツはありますか?」とか「さっきやってた方法は何の効果があるんですか?」
など自分で問題点を見つけて質問してくれるので、サッと答えやすいんです。
しかもそちらの方が上手になりたい感が伝わってきて私も嬉しくなって教えちゃうんですよ。

だから「大丈夫でしたか?」連発系アシスタントには
「ドコの何が心配なのか詳しく教えて」と言ってみてそれでも変わらない子の場合

「大丈夫でしたよ。」

で終わらせてしまいます。

凄く上から目線で性格の悪い人ですね。私…
優しくなりたいと思っているんですが……

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