2022年を振り返る
今年はたいへんな1年だった。
出口の見えない真っ暗なトンネルの中を、必死にもがく日々。
ようやく少し、光が見えてきたような気がする。
以前、産後クライシスについて書いたことがあった。息子がまだ0歳の頃。
出産をきっかけに難しくなった夫婦関係。その後も問題はこじれにこじれ、「産後クライシス」という一言では語れないほど厄介なものになっていた。
ぽたぽたとコップに溜まった水は表面ギリギリまで到達し、「あぁぁもう溢れる無理!」となったのが1年前くらい。
もはや夫婦ふたりで抱えきれる問題ではなく、第三者の力を借りながらどうにか前に進もう、とコーチングにトライしてみたのが今年だった。
過去のできごとや現在進行系で起きていることを題材に、自分の感情との付き合い方、アサーティブなコミュニケーションの取り方などを学んだ。
昔から、親、友人、恋人…あらゆる人との関わりに困難さを感じていた人生なので、もっと早く知れていたらなぁと思ったりもした。まあ、このタイミングが必然だったのだろうなとも思うけれど。
そんなこんなでプライベートが不安定だったので、仕事への影響も少なくなかった。どうにも頑張れない、というタイミングが何度かあった。
いよいよメンタルが危ないぞと自覚したとき、冷静に「プロに相談しよう」と判断したのはめちゃめちゃ賢明だったと思う。えらい!って褒められた。
自分の弱さ、限界を認め、他者に頼る。それができたのは、自分にとってすごく大きなことだった。
公私ともに揺れていた2022年。年末を迎えたいまは、穏やかな気持ちで過ごせている。
問題がきれいさっぱり解消したわけではないし、そんな日が訪れるかどうかも分からないけれど、ここまで頑張ってきた自分を認めてあげたいなぁと思う。
来年は、もっと自分を外に開いていきたいな。
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