キャリアブレイク日記 #4 - 2024/5/22

夫が早朝から出張へ。

寝ぼけまなこの息子は「行かないで」という感じでちょっと泣いていたけど、また寝た。

朝ごはんを用意し、息子を起こす。

「着替えておいで」と声をかけると「手伝ってー」とのこと。パジャマのズボンをえいっと脱がす。年長さんなのでなんでも自分でできるけど、甘えられたときは応えようかなと思っている。

息子をベランダに呼び、「いまこれくらいの気温なんだけどさ、上着いる?」と聞いてみる。「うーん。なんともいえない」との返答。一応着ていくか、ということになった。

ごはんを食べ、荷物を一緒に準備して出発。

エレベーターを待つ間に「大好き」とギュっとしたら、ちょっとアンニュイな表情で見つめられた。あ、これは…まずいか…?

予感は的中。登園までは良かったものの、壁にへばりついてなかなか部屋に入ろうとしない。最近こうなる頻度が上がっている。

私一人では物理的に対処しきれないので、今日も先生に助けてもらう。涙はなしでお別れできた。

帰って洗濯物を干し、開店直後のドラッグストアでまた旅行の備品を購入。昨日の1回で済ませられたらよかったのにねぇ、と思う。

土日のキャンプで借りたレンタカーにキッズシートを忘れており、預かってもらっていたのを受け取りに行く。

歩きながら、「チャリに乗ってしまえばすぐ着くんだよな」と思った。

私の移動手段の優先順位は「徒歩>電車>バス>自転車>タクシー」かな〜、などと考える。歩くのがいちばん気楽だ。

ニコニコレンタカーに着き、「すいませーん」と声をかけると長髪のお兄さんが出てきた。無事にキッズシートを受け取る。ミッション達成してえらい。

同じ道を徒歩で帰る。非効率だなぁ、と思う。

でも、体を使うってこういうことか。

これまでパソコンの前に座っているだけでいろんなことが進んでいたけれど、あのスピード感のほうが異常だったんじゃないか。どこに身を置いて生きるかで、時間の流れ方がまったく異なるのだろうなと思った。

帰宅したら11時を過ぎていて、もうお腹が空いてしまったので昼ごはんにする。残り物のごはんとおかず、冷凍唐揚げをワンプレートに。十分満足。

冷蔵庫の中身は順調に消えていっている。明日の朝ごはんはむしろ買い足した方がよさそうだ。

生ハムが残っていたから、チーズとパンを買ってこよう。このまえのキャンプのときみたいに、挟んで食べたらいい。

お目当ての「切れてるチーズ」の値札を見て、「え、高っ」と驚いた。同時に、これまでスーパーの買い物で値段なんて気にしたことがなかったことに気がついた。なんて能天気な。

でも…今日はこれを買うって決めて来たんだ…

モヤモヤを抱えつつ、「切れてるチーズ」をカゴに入れる。
うーん。消化不良案件。

16時に清澄白河のリトルトーキョーへ。6月10日の「一日店長」について軽く相談。

うまくやれるのだろうかとドキドキするけど、うまくやろうとしなくていいんだろうな。でも、うまくやりたくなっちゃうんだよな。失敗する前提で初めてのことも楽しめたらいいなと思う。

息子を迎えに行く。

「母ちゃん、今日何してた?」
「んー、旅行の準備したり、たくさん歩いたり」

「お仕事は?」
「…してない」

母ちゃんの状況については、そのうち息子にも説明しよう。

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