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ドイツワイン(Mosel)Dhron Hofberger:シュタッフェルター・ホフ

862年創立(つまり、生産者としてもゆうに1000年以上の歴史がある)のStaffelter Hofシュタッフェルター・ホフ。最上級の生産者の一人とする専門家もいますが、一般的な評価は中クラス~上クラスの生産者だろう。でも他人(評論家)の評価を知った上でもそれはどうでもいい。重要なのはもちろん自分が飲んでどう感じるかだ。そんなことより一つ謎が解けた。(完全ではないが。)私はなんで本拠地がKrövクレフ(かのTraben-Trabachトラーベントラーバッハ村の近く)のシュタッフェルターが、結構離れた距離にあるDhronドーロン村(Neumagenノイマーゲンのある意味一部)に畑を持っているのか疑問だった。直線距離では大した距離ではないかもだけど、5年くらい前に車で行った時は結構な距離を感じた。(道なりだと30キロ前後あるのでは?)でもちょっと考えてみればわかる。新興ではなく、冒頭に記したように生産者に1000年以上の歴史があるのだから、その途方もない歴史の中でいろいろと相続等あったのだろう。(まだ翻訳が完全に終わっていないので憶測も入るが、ちらっと父方と母方について書かれていた。まぁそこまで掘り下げるポイントでもないが、誰か知っていたら軽く教えて欲しい。w そんな事より客観的な事実で十分。)「なぜこのワインを?」という点。シュタッフェルター・ホフはわざわざ海外から取り寄せなくてもインポーターはいる。しかし、このDhronドーロン村産はもちろんHofbergerホフベルガー畑は輸入されてない。Hofbergerはドーロン村随一の畑。それだけではない。ラベルを見てお分かりの通り、ちょいと珍しいBeerenausleseベーレンアウスレーゼだ。♪(ちょっと思い出してみも最近飲んだBeerenausleseというと、昨年のスイスワイン会のビール湖のものだ。w)まだまだそれだけではない。ビンテージだ。15年熟成。しかも2005。w こいつは楽しみなので、他の若いBeerenausleseと飲み比べるかも。♪
*ちなみにKrov村について調べていると、感動する地図の一部を発見した!大昔のモーゼルのワイン地図を見るとKrövではなくCrôvと表記されていた。(!!)アタシャ、こうやっていつまでもワクワク、ドキドキの好奇心を無くさずに、トライ&エラーを繰り返しながら死ぬ直前まで常に成長していきたいよ。昨日のオイラより、1ミリでもいいから今日のオイラ、そして明日のオイラとなるように。w

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