
Procreateはいいぞ。
これはマネフォデザイナーAdvent Calendar2021🎄⛄️ の9日目の記事です。本日はえんまおことエンドウが担当します!
サラサラとメモをとったり、さっと共有する姿をみて、「自分も欲しい!」となり、勢いで買ったiPad。買ったはいいものの使う機会がなく、Youtube閲覧用モニターや高級文鎮になってませんか?
そんなそんなあなたに神ペイントソフト、Procreateを紹介します。
プロクリエイトはいいぞ。それだけ知って欲しい。
そもそも筆者って何者?
改めまして、えんまおです。普段はマネーフォワードエックスカンパニーで金融機関向けにクライアントワークを行うUXデザイナーですが、社外の活動では、グラフィックレコーディングをしたり、完全に趣味で休日にはよくお絵描きをしています。業務でも合意形成や成果物としてビジュアライズを用いたり、内省の際もペイントツールをよく使っています。
そんな私が有料/無料問わず、さまざまなペイントツールを使ってみた結果たどり着いたのがProcreateです。

Procreateを愛し、使い倒している私がProcreateのおすすめポイントを語っていきます。
Procreateって何?
創造性あふれる多くのアーティストから絶大な支持を受ける Procreate。表現力豊かなスケッチ、鮮やかなペイント、華麗なイラスト、劇的なアニメーションの創作に必要な機能をすべて備えています。Procreate は、ユニークな機能と直感的に操作できるクリエイティブツールを満載した、どこにでも持っていける究極のアートスタジオです。
一言でまとめるとめちゃくちゃ使いやすいiPadに特化したペイントツールです。(最近はアップデートで3Dとかもいけるようになったっぽい)
詳しい使い方は他の方が書いてるので省略。
iPad版は買い切り¥1,220 JPY
サブスクが蔓延る世の中で財布に優しい価格で買い切りなのは嬉しいポイントです。
Procreateの何がいいの?
数えきれないほどいいところがあります。その中から私がProcreateを選ぶ理由TOP3をあげていきます!
①シンプルなUI
なんといってもシンプルなUI。
必要なものを、最低限のスペースで、使う時だけ表示するUIなので、これでもかってぐらい描画できる範囲が広い!

ペイントソフトの多くは、パソコンで使われていたものをiPad用にアレンジしたものです。そのため、パソコンの広いモニターを前提としてレイヤーやカラー、ツールボックスなどが常時見えていることが是とされてきました。それをそのままiPadに移植するとどうなるか。
肝心なキャンバスの部分が狭くて描きにくい!
拡大しないと描きにくいのに、拡大すると全体の印象を捉えられないのでいちいち縮小して確認しないといけない。確認するためには画面におさまるようにしないといけないのに、縮小しすぎていいのか見たい部分が潰れてしまう。 画面を広々使えることで、そんな悩みが解消されます。
他にも、基本的動作はiPad単体でスムーズに行える!
そんなの当たり前じゃんと思うかもしれませんが、実は当たり前ではありません。パソコンのソフトを元としているペイントツールは、ショートカットキーを活用することを前提として作られているのでiPadだとやりたいことがショートカット操作に割り当てられていなかったり、いちいち画面で選択しないといけないという手間がかかります。一方、ProcreateはiPadに特化したアプリなので、基本的な動作は全てiPadのショートカット操作に割り当てられています。キーボードや、片手デバイスなしでも快適に使うことができます。(ただ、あったら便利そうなので導入の検討はしています)
画面の情報が少ない故に、UIが洗練され他アプリとは全く違う操作性となっており、使い心地がとても良いです。
②データの管理のしやすさ
Procreateは、描画したものをプレビュー状態で一覧化してくれるので、見返す際に「どこに置いてあるのか、そのデータが何を書いてあるのか」が一目でわかります。
また、スタック機能というものがあるので、カテゴリーで分けて管理することができます。
私は、スタックごとに表紙を作って、どこに何があるのか、新たに作る際はどこに入れればいいのか、すぐに判断できるようにしています。

他にも、良くも悪くもデータは完全ローカルなので、このProcreateのページで全て完結します。個人的には、iPad⇆パソコンの作業をすることが少ないのと、身の回りをAppleに侵食されているためAirDropで解決できるので不便に感じたことはないです。
逆にクラウドデータではないことで、「このデータローカルにおいたっけ?クラウドにおいたっけ?あれAdobe cloud?iCloud?iPadのファイル?」と混乱しないのでありがたいです。
③ペンの種類の豊富さ/管理のしやすさ
ペンの種類がいっぱい!なのに管理がしやすい!!
シンプルなUIに関係する部分ではありますが、ペンの管理がしやすいです。
何に使うものかや、どんなテクスチャかなど、自分で好きなようにカテゴライズして管理できるので、どこに何が入っているのかすぐにわかります。
そしてなんと言ってもこのペンの種類の多さ。
プロクリエイトは初めからものすごい量のブラシが入っています。これだけで数時間遊べます。

また、ペンの自作もとても簡単です。そのため、既存のもので「もうすこしこうだったらいいのに」というものがあれば、自分で少しいじってオリジナルのブラシを作ることができます。
私のグラレコで使っているもののほとんどがプリセットで入っていたものの筆圧感知を少しいじって使っています。
そして、ネット上に無料のものから有料のものまで、多くのブラシが公開されています。テクスチャ系から植物系の素材など、「こういうの欲しいな」と思ったら大体あります。

たまに友人(グラレコの民)と「最近のおきにのペン何〜?」みたいな会話で盛り上がります。私の最近の一押しは上の画像の自作した四角ペンです。
ちなみに、選んだペンによって字が上手く見えるかどうかかなり変わってきます。実際に綺麗に書きやすいかどうかも違いますが、汚い字でもそれっぽく見えるかどうかもペン選びにかかっています(私は基本的にお絵描き以外で筆圧で太さが変わるペンは使わないです)
ペン選びでその一枚のテンションが大きく変わるので、ペンの種類の豊富さ、カスタマイズ性はものすごい重要な要素です。
お気に入りのペン設定あったら教えてください。
他にも、おすすめ要素はいっぱいあります。
雑に上げると、
④キャンバスの新規作成が楽
⑤参考画像を引っ張ってきやすい
⑥グリッドが簡単に作れる
⑦直線・円が作りやすい
⑧書き出しがしやすい
⑨名称未設定の状態でも気まずさがない
⑩タイムラプス録画ができる
などなど、挙げ出すとキリがない状態です。
欠点として、本格的な納品データには向かない(CMYK/RGBがない、ピクセル単位の調整ができない、ベクター情報がない など…)ですが、メモ帳として/グラレコとして/趣味として活用するのなら十分すぎます。
実際どんなふうに使っているの?
序盤にも書いた通り、メモやグラレコ、内省、趣味のお絵描きのために活用しています。
(ちなみにこのnoteのプロットもProcreate使ってます)



ゴリゴリ案件の内容が書いてあるので記載できないですが、最も活用しているのは業務関連の思考の整理を目的としたビジュアライズです。グラフィックを用いたり、情報を構造化し、面的に捉えることが多いため、ペイントツールを使っています。
勢いのまま書くためにテキストツールを使うこともあるのですが、修正のしやすさ、情報の一覧性、編集の自由度の観点から、壁打ち的な思考整理の際にはペイントツールを活用しています。
メモやグラレコ、内省もお絵描きもどれも他のペイントツールでもできます。でも、Procreateを使いたい。そう思えるほどの利便性があります。
Procreateはいいぞ。
Procreateを使えば、可視化ができる
Procreateを使えば、思考の整理ができる
Procreateを使えば、表現ができる
せっかく購入したiPadをYoutube閲覧用モニターや高級文鎮にしておくのはもったいない!Procreateを使ってビジュアライズの世界へ飛び込みましょう🏃♀️💼💨
Procreateは買い切りで¥1,220 JPY!あまりにも安すぎる!買うしかない!
(ProcreateはiPad版とスマホ版があるのでご注意を)
最後に
マネーフォワードでは、一緒に働くメンバーを募集しています!
カジュアル面談やMeetyも行っておりますので、一度話が聞いてみたいという方も、お気軽にお声掛けください!
(Meetyは応募多数の際は対応できかねる場合がございますのでご了承ください🙇♂️)
そしてアドベントカレンダー10日目は、みうらさんです!お楽しみに!