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「この一枚」 Vol 41  Phil Woods / John Coates – Giants At Play」

2021年 9月21日 のブログ
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このブログはCMSレコード HP のブログ http://soboro.sblo.jp/ 「そぼろ」by CMSレコードエンジニア 小宮山英一郎 から、転載しています。)


 昨日より今日は2℃気温が高い、、という予報だったのですが、珍しくその通りになって、今日は暑かったです。湿度は引き続き若干低めだったので、まだマシだったのかもしれませんが、2℃の違いは大きく、身体には感じられました。

 そんな気候の中、5キロぐらい歩いてしまったので、かなりヘロヘロになりました。

 今日の写真はヘロヘロになりながら撮ったものです。道すがらいろんな花を見たのですが、いまいち写真に収める気になりませんでしたので、花の写真は一枚だけ撮りました。

 一度でも秋らしい日を経験してしまうと、今日のような気候だと、とっても暑く感じます。

 特段に書くこともないので(笑)、昨日書こうかとしていた話を書きますが、配信で見つけたレアなアルバムなのですが、アルトサックスとピアノのデュオのジャズ演奏です。とても小さなレーベルの作品で、プロデューサー兼経営責任者がアルバムのリリース後に若くしてなくなってしまっている関係もあり、今はこのアルバムをCDで手に入れることは難しそうです。

 このアルバムのアルトサックスのプレーヤーは大変有名なプレーヤー、Phil Woods 氏で、2015年に83歳で亡くなっていますが、このアルバムは2002年にリリースされていますので、この録音は Woods 氏70歳くらいの頃の演奏ということになります。

 そしてピアニストは、、この人知らない人は多いかと思うのですが、私には少し思い入れがある演奏者です。John Francis Coates Jr. (February 17, 1938 – November 22, 2017) 。John Coates という名前を最初、配信サイトのアプリの画面で英語で見て、最初私は不覚にも John Coltrane とPhil Woods が共演している音源があるのかと思いました。

 「そんな音源があったんだ、、」くらいの感じで、さして興味が湧かずに一旦は見過ごして、ほかのアルバムを見ていました。

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 そもそも、どのようにしてこのアルバムにたどり着いたのかというと、あえて名前は書きませんが日本で有名な、というか人気がある、イタリア人ピアニストのトリオとPhil Woods 氏が共演しているアルバムを見つけて気に入って聴いていましたが、そのアルバム(1990年リリース)はなかなか面白く、何度か聴いていました。これは偶然サイトのチョイスで、出てきたものですが、1990年ということはPhil Woods 氏は60代のはずなのですが、ものすごくパワフルなプレイをしていました。

 そのイタリア人ピアニストはトリオのアルバムがたくさん出ているのですが、これを聴いて、トリオより、カルテット編成の方が良いな、、と思いました。

 それから10年後くらいの記録が、今書いているアルバムなのですが、コルトレーンとフィルウッズがどんな演奏をしてるのかな、、リズムセクションは誰なのかな、、と思って聴いてみたら、なんとピアノとデュオではないですか、。

 それで改めて、画面を目を凝らしてみると、「John Coltrane」ではなく、「John Coates」だとわかったのですが、この「John Coates 」という人なのですが、70年代後半くらいに日本のプロデューサーが彼のアルバムを制作して少し話題になりました。その頃彼は30代そこそこでしたが、一度来日を果たしたりもしますが、その後はほとんど目立った情報はありませんでした。

 彼はニューヨークで育ち、10代から活動していたようですが、その後ペンシルバニアの田舎に引っ越し、地元のクラブで演奏するくらいで、地味な活動をしていた人で、近くに住んでいた、若い頃のKeith Jarrett に影響を与えた人として、私は当時、雑誌で名前を見ました。

 それから長い時間が経って、John Coates氏の住まいがある地域にPhil Woods 氏が引っ越してきたりして、親交ができたらしいのですが、間を取り持ったのはこのアルバムのプロデューサー だそうで、実は同じ組み合わせのアルバムがもう一つあるらしいのですが、配信に上がっていたのはこのアルバム一枚だけでした。

 実はこのアルバム、Phil Woods 氏の家で録音したものだそうですが、とっても録音状態が良く、ピアノの状態も下手なスタジオよりも良好ですし、二人ともとてもリラックスして演奏していて、なかなか良いアルバムです。

Phil Woods / John Coates – Giants At Play
Pacific St Records – PSR0022

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CMS レコード主宰 細川正彦の演奏情報

2021年 8月 ライヴスケジュール(時間等変更の可能性あり)

トリオHTK 6thライヴ 

8月19日木曜日 at GROOVE 17:30〜 (終了しました)

メンバー 細川正彦 p 高尾英樹 b 川原大輔 ds

〒901-2122 沖縄県浦添市勢理客2丁目18−10 098-879-4977


大森ひろ"The Drummist" レコ発ツアー 細川正彦p トリオ 加藤雅史ba 大森ひろds

8月25日 水曜日  名古屋 キャバレロ クラブ  〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜2丁目15-28 小島ビル 1F 052-931-0914

 8月26日 水曜日 岐阜 アイランド カフェ 〒502-0911 岐阜県岐阜市北島5丁目3−5 058-213-7505

 8月27日 木曜日 大阪 八戸ノ里 バー蓄音機 〒577-0803 大阪府東大阪市下小阪5丁目6-5 06-4307-0080 中止

8月28日 金曜日 高知 Panchos(パンチョス) 〒780-0841 高知県高知市帯屋町1丁目2−1 088-823-0647 中止

 8月29日 土曜日 兵庫 明石 Pochi
 〒673-0892 兵庫県明石市本町1−1−2丁目 ローソンストア100明石本町店 B1F 中止


2021年 7 月 ライヴスケジュール(終了)

  7月14日 水曜日  名古屋 キャバレロ クラブ 18:00〜
〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜2丁目15-28 小島ビル 1F 052-931-0914
 ピアノトリオ  山本 学 bass 弦牧 潔 drums 細川正彦 piano

 7月16日 金曜日 大阪 梅田 ジャズオントップ 19:00〜
  〒530-0027 大阪府大阪市北区堂山町15−17 ACTⅢ 06-6311-0147
 ピアノトリオ 山本 学 bass 弦牧 潔 drums 細川正彦 piano

 7月17日 土曜日 大阪 放出 ディアロード 14:00〜
 〒538-0044 大阪府 大阪市 鶴見区 放出東3丁目-20-21東大阪リビングセンター 4F 090-8141-7309
 ピアノトリオ 山本 学 bass 弦牧 潔 drums 細川正彦 piano

 7月19日 月曜日  名古屋 スターアイズ
〒464-0836 愛知県名古屋市千種区菊坂町3丁目4−1052-763-2636
   竹中優子 as 加藤雅史 bass 細川正彦 piano


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