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「音色の変化におどろく、、。」

2022年 3月22日のブログ

 CMS Records web site  http://cms-records.biz


このブログはCMSレコード HP のブログ http://soboro.sblo.jp/ 「そぼろ」by CMSレコードエンジニア 小宮山英一郎 から、転載しています。


 今日の沖縄は、一日曇りでした。暑くなく寒くなくでした。


 昨日の 「The Continents, Concerto For Jazz Quintet & Chamber Orchestra」の話で、というか、偶然見つけた音源があまりにも素晴らしいので、長名と話が続いてしまっていますが、配信音源に質の良いDAコンバーターとか、クロックジェネレーターを使って聴くと、圧縮音源にも関わらず、かなりの高音質で聞くことができます。

 最近はそれをサボって、というか、めんどくさいのと、電気代の節約(貧乏くさ!)で、パソコンのスピーカーや、USB-DACを使ったシステムで、音楽を聴く時間が長かったのですが、久しぶりに仕事の音源のミックスに使うシステムを音楽鑑賞に使ってみて思ったのですが、やはり情報量が全然違います。


 やはりこれは、デジタル嫌い、、あるいはアナログレコード贔屓の人に絶対聴いていただきたい音です。どのあたりが違うのか、、とい言うと、これまでにも散々このブログで書いてきてはいますが、やはり位相特性が全く違う、、。

 位相特性ってなあに、、?という方もいらっしゃると思うのですが、これを説明していると、ブログが終わってしまうので、簡単に言うと、位相特性が良いと、ステレオ感とか、音像定位(楽器の位置がはっきりわかる)がすごく良いです。


 ホールの響きとか、楽器の音色とかも、もともと音源に記録されている状況の再現性がものすごく高まりますが、これはもうアナログレコードでは、全く望めない世界といって間違いない再現性です。これって、本当に記録されている状態を知らない人は、ほとんどわからない世界ではありますが、聴き比べてなくても、「生々しさ」で、多くの人がわかる違いですが、これはあくまでも、スピーカーとかアンプが然るべき状態であることが前提です。


 このブログを読んだ方が、USB-DACを導入されたらしいのですが、あまりその良さを体感できないと言う話を、人伝に伺いましたが、よくよくきいてみると、アンプやスピーカーが、全く再現性が低い機種であるらしく、それでは音の変化や長所が再現されていないのではないのかな、、?、と思いました。



 大昔のオーディオの宣伝によく出てきたデジタルの長所と言うと、回転ムラがないとか、ノイズがない、、と言う話が多かったと思うのですが、私はやはり最大の長所は、位相特性=音像定位や音色の再現性ではなのかと思います。

 これこそが、それこそ、ひと昔の言葉で言う「原音再生」と言う言葉に近いと思うのです。


 デジタルの再生に、良いコンバーターや、クロックジェネレーターをいくら使っても、音の出口であるアンプやスピーカーの性能がそれなりでなければ、最悪の場合、全く良さが出ないと言うことはいくらでもあります。そして色々な機器に使う電源の状態がある程度以上よくなければ、それらの機器の実力も出ません。


 ただ、私が推奨している機器の場合、全く高額ではなく、しかもパワードスピーカーなので、高いアンプを使う必要もなく、かなりの質の再生音を出すことができます。機器が安い分、電源ケーブルにお金をかけられるわけですし、トータルの投資から考えると、信じられないほどの高忠実度再生が可能です。

 オーディオマニアの方々には、お金=音質と思っている、悲しい方々が多く、これは長年のオーディオショップとの付き合いで、完全に調教、、あるいは洗脳されてしまった状態にあるわけですが、まあ、そう言う方たちはお金に余裕があるので、自己満足でたくさんお金を費やすご趣味ということで、私とは関係ない人種の方達と思っています。


 ところで、久しぶりに私所有の、高音質システムで、音楽を鑑賞して改めて、音源の再現性の素晴らしさに感激したのですが、少し前のブログに書いた、クラシックのアルバム、ピアニストの内田光子さんとベルリンフィルの録音を、そのシステムで改めて聴いてみました。

 それは空間の再現性が高い状況で、ホールの響きがうまく再現されれば、なんとなく音像が遠くて、物足りない音源だと思ったものが、少しは良く聞こえるのではないのか、、?と思ったからです。


 そこで試してみたのですが、やはり思った通りでした。音像の遠さ以上に、ホールの響きというか、臨場感が出て、不思議なことに、遠く感じていたピアノの音色に色々な変化を感じたのです。これは演奏の仕方による音色の変化が音像は遠いにも関わらず、はっきりと分かるようになったのです。

 それと、オーケストラの各楽器にもそういう変化がありました。ティンパニーの強弱が、音色の違いとしてハッキリと感じられるとか、弦楽セクションの後ろにいる木管楽器の距離感とか定位なども、簡単に一言で書いてしまえば、現場にいるようなリアリティーは感じられたのです。


 音の距離感というか、遠さはあるのですが、各楽器の音色や、奏法のアーティキュレーションの変化による音色の変化が多彩になったので、音楽としての聞こえ方は、かなり豊かに感じられるようになりました。これこそがデジタル収録と、デジタル再生の再現性の利点を発揮した再生音なのではないのかと思います。

 これに関しては、私が収録されたホール、ベルリンフィルハーモニーに行ったことがあれば、さらにリアリティーを持って感じられたことなのかもしれません。


 こういう感覚は、スタジオで、マルチトラック収録され、ミキシングされた音源より、少ないマイクで収録された音源の方が、その再生機器の利点を感じる事がよりできるのかもしれません。しかし今も聞いているのですが、演奏者の弾き方で楽器の音色が面白いように変わるのがとても楽しいです。

CMS レコード主宰 細川正彦の演奏情報 

2022年 3月12日土曜日

小島のり子 fl 細川正彦 p Duo (終了)

Blanc de Blanc 〒900-0033 沖縄県那覇市久米2丁目19−1 tel 098 943 9955


トリオHTK 9thライヴ 

2022年 3月31日木曜日 at AZAT FANFARE 21:00~ 


那覇市 安里1-1-60 太永ビル3F https://fanfarefanfare.tumblr.com/

メンバー 細川正彦 p 高尾英樹 b 川原大輔 ds


九州ショートツアー

2022年 4月22日金曜日

熊本 おくら

細川正彦トリオ 田川遊人 b 木村良来 ds

〒860-0848 熊本県熊本市中央区南坪井町1−12 ‭096-325-9209‬


2022年 4月23日土曜日

佐賀 シネマテーク

辻 元重 gトリオ 田川遊人 b 細川正彦 p

〒840-0811 佐賀県佐賀市大財1丁目5−60 0952-28-6708


2022年 4月24日日曜日

福岡 New Combo

細川正彦トリオ 森しのぶ b 上村計一郎 ds

〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通5丁目1−22  092-712-7809



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