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カードリーディング・ストレッチ①

誰でもわかるカードリーディング。
前回は準備体操じゃったが、今度は少し踏み込んで行こうかの。
まだまだタロットは使わんぞ。

さて、ワシは常々タロット占いは『天気予報』だと考えておる。
占う対象の雲行きをタロットで視て、アドバイスに繋げていくんじゃ。
なんで、今回使うカードは天気になぞらえて5枚。

【晴れ】・【曇り】・【雨】・【雪】・【雷】

この5枚を、ツーカード・逆位置無しでやってみようかの。

そうしてここでは、占いの世界で最も多いと言って過言じゃないじゃろう
「彼に告白して上手くいきますか?」の悩み相談を受ける前提で行こう。

先ず、2枚のカードを出す際に決めておかなくてはならんのが
『左のカードは、何を示すのか?』
『右のカードは、何を示すのか?』の2点じゃ。
とりあえずはワシがよくやる、
『左のカードは、告白が上手くいくかの答え
『右のカードは、告白が上手くいくためのアドバイス』に当てはめて考えてみよう。

―― ―― ―― ――

そいじゃあ、2枚引いて出した結果が以下の通りとしよう。

【晴れ】/【曇り】

『告白が上手くいくか』……【晴れ】
『告白が上手くいくには』……【曇り】 という結果じゃな。

各自、いったん考えてみようかの。
このカードの意味は何であるんか……
前回の準備体操をやった子なら、イメージ出来よう。

そいじゃあ、リーディングに正解はないが、ひとまず例としてワシのリーディング結果を示すぞ。

告白は上手くいくじゃろう。不安に思う必要はないぞ。

シンプルな回答じゃが、ポイントが1コあるぞ。
【曇り】の解釈じゃな。

告白が上手くいくかが【晴れ】なら、みんな成功をイメージ出来るじゃろう。
しかし告白を成功させるために【曇り】とは??

この場合、『告白が成功する』のが前提として考えてみると良い。

そも、アドバイスは不安要素の裏返しでもある。
『これがあれば成功する』は『こうしないと失敗する』と同じようなことじゃ。

そこで【曇り】から連想される『不安、疑念、判断が付かない』などのイメージを反転させて、アドバイスに繋げていくんじゃよ。

他にも、『疑念』の部分を取り上げることで
『下調べをすることで、より告白の成功率が高まるじゃろう』や
『光が遮断され、見えない』のイメージから
『人目のないところで告白するとよいぞ』といったアドバイスも可能じゃ。

どのアドバイスをするかは、相談者と対話していれば自然と話が進んで行こう。
それに、これはあくまで例で出してあるんで応用が少ないが、実際のタロットカードからは答えに導くための様々なインスピレーションが得られようぞ。

―― ―― ―― ――

さあてまだまだ準備体操、続いていくぞ。
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婆に恵もうと思うてくれたなら、よしなに。