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嘘つかなきゃ生きられなかった全ての命が愛おしい

はじめまして。
人に話しかける前にまずは自己紹介が基本だろうと思い「我が身」を提示します。

私は保養整体室えんじゅ院長・にんげん整備士を務め12年目を迎えた62歳です。
在日韓国人2世(移民二代目という意味)という宿命に生まれ、この世のあらゆる差別と理不尽を身に受け大変な根暗に育ちました。
(はい、ここでドン引きされた方は是非ここまでで読むのをやめてください。私もメンタル強くないのでヘイトとか差別目線とかマジ大嫌い。お互いのために距離を保ちましょう)

さて、本文へモドル。

物心ついた時から親に徹底されたのは「自分が韓国人だって事はぜったい言うな」 
つまり嘘つきになれという事でした。 
「韓国人だとバレたら何されるかわからん」と禍々しい呪いを受けたのか、確かに仲良くなった友人からはある日急に「もうお付き合いできない」と宣言されるシリーズが続きました。
「なぜ?」と問えば「…親がそう言うから」と曖昧な答えしか返らない。
親の横槍で切り捨てられる身かと思うと情けなくて自己肯定感など培えるはずもありません。

鬱屈した学校生活をただ送る暗い子ども。家庭は貧困無学な親による暴力と強制労働が待ち受けて(大衆食堂を営んでいたため,4歳から手伝いは何でもさせられて)いました。
安心できる居場所は唯一、学校の図書室。フランスのレジスタンス詩人や茨木のりこ等、詩をたくさん読んではノートに写している「ませガキ」に育ちました。

中学生からは心理学と哲学書に没頭。
「人間の心がわからなすぎて」調べはじめ、心理療法士など、その方面への専攻を志望しましたが「女に学歴はいらん」という時代錯誤すぎる親(ちなみに明治・大正期生まれ)に妨害され、仕方なく高卒で就職し自立資金を貯め19歳で東京へ家出。以来親の庇護を受けず自活し現在に至ります。
25歳と41歳で結婚し二人の子どもを産み育てましたが、ダブル夫からの庇護もなぜかほぼ無いという孤軍奮闘の星でもありました。

しかし魂で願った事はどんなに遠回りしてもたどり着くものだ、と現在の仕事をしながら実感しています。人間の生殺与奪を決める「心」「意識」というものを整理整頓する役を求められたのは僥倖でしかありません。

ちなみに、好きなアーティストはバッハ、葛飾北斎、ガウディです。最近では米津玄師やナカムラハルカ、RADWIMPSをよく聴きます。(敬称略)
動植物は何でも好き、人間より大好き。
天衣無縫な生き物をこよなく愛する62歳治療家として、日々感じてきたこと,見てきた奇跡を個人情報に配慮しながら綴っていきます。

応援してくださるとすぐ喜びます。
愛の種は「他者への祝福」
私も日々人を祝福,応援しています。
よろしくお付き合いください。

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