社労士で開業して後悔することは、大抵この2つの点
社労士として独立、開業。
とても素晴らしいことです。
ただ、社労士資格を取ったから独立しても必ず成功するわけではありません。
むしろ未経験の社労士で独立は、3年持ったらいい方と言われています。
厳しいことを言いますが、そんなもんです。
成功する話は表に出てきますが、失敗して廃業した話は語る人がいないので、中々表に出てきません。
社労士の独立開業が失敗する理由
社労士に限らずですが、独立開業に失敗する人は、大抵集客を軽く見ます。
自分は難しい試験を通った人間だ、という自尊心みたいなものがあるんでしょうね。
お客側から見ると、社労士の資格を持った人間なんで、あちこちに居ます。
なので、上手にお客さんにアピールできないと、他の社労士に仕事を取られてしまします。
集客・営業ができないと、独立開業は無理ってことですね。
後悔する1つめの点
なので、社労士として独立・開業して後悔する点というのは、まず、
「集客やマーケティング、クロージングの営業スキルを学んでおけばよかった」
です。
大抵の社労士さんは、独立してからこれに気が付きます。
開業してから気が付くのは遅いです。
社労士業務のように他人の給料や家庭状況の情報、採用や人事面の情報を共有してもらわないといけない仕事の場合、なかなか新規の人に頼むことは難しいです。
知らない人に、いきなり銀行の通帳を見せるようなものですから、よっぽどのことが無い限り、依頼先を変更、というのは中々ありません。
なので、信頼してもらうのに1年くらいは掛かるはずです。
そうなると、1年は仕事が無い状態になります。
なので、集客、営業のことを開業してから勉強していては、知らないともっと仕事が無い状況が続くってことですね。
集客・営業術に関しては、独立前から習得して、実際にお客を獲得できるレベルにまでなる必要があります。
対面が苦手な方は、ネット集客で代用できるので、ホームページやSNSでの集客を目指してみて下さい。
後悔2つめ、経営戦略でアドバイスできるようになっていればよかった
後悔2つ目ですが、
「経営のアドバイスができるようになっていればよかった」
です。
社労士で一番ポピュラーな給与計算ですが、これは取れば取るほど大変な業務です。
1人大体2,000円くらいで請けることになると思いますが、月商100万にしようと思うと、500人分の給与計算をすることが必要です。
500人分って結構な数で、一人ではできません。
なのでパートさんや、給与計算ソフトを使うことになると思います。
そうすると利益が減ります。
月商100万でも結構カツカツになりがちですね。
なので、それにプラスして顧問契約が必要になってきます。
経営相談の顧問契約は、大抵税理士さんが取ってます。
それを社労士側で取れるようにならないと、いつまでだっても忙しいだけで儲からない事務所になってしまいます。
経営相談の顧問契約を取ろうすると、自分にも経営のスキルが必要です。
「自分も経営戦略を事前にしっかり勉強しておけば楽に顧問契約が取れたのに・・・」という後悔が2点目です。
後悔しないために、独立開業前から準備
独立開業後に、集客を学んだり、経営戦略を学んだりするのは至難の業です。
なので、独立開業の1年前くらいから準備する必要があります。
ネット集客実践クラブでは、そういった経営戦略と、対面が苦手な方向けにネット集客のノウハウをお伝えする
を行っています。
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