ラジコンレースはしばらくお休みします
どうも、しょーです。
意気揚々と突っ込んだ結果、完膚なきまで撃沈しました。
ラジコンの操縦技術って、どんだけ深いんだ…
いやメンタルか…?
今日はそんなお話です。
前回のビリからの成長を発揮するために
2024年5月に静岡県ホビーショーと同時開催された「トヨタチャレンジ」。
XV-01をひっさげて、東京からレンタカーで179kmと3時間30分をかけて意気揚々と参戦しました。
結果はラリークラスに参加した65名中、堂々のビリ。
一応2年間くらい公園でラジコン撮影のためのスタントマン的な操縦技術は身につけたと自負してたし、関東にあるサーキットで走らせた時もオーナーの方に「見込みあるよ」と背中を押して頂けたので、満を持して臨んだレース。
しかし私が参戦したレースは北は北海道から南は沖縄まで老略男女が集う大会。もちろんベテランさんもいらっしゃいました。
「ハッキリ言って、舐めてました。出直してきます」
無念を静岡県ホビーショーに置いて、179kmの帰路に着くのでした。
...
あれから3ヶ月しか経っていませんが、その間は仕事やら資格試験やらの合間に練習はチョコチョコとやっていました。
「スラローム走行が良い練習になるよ」
「まーるく走る練習をしようね」
「ステアリングは少しだけ動かすんだよ」
この3ヶ月間で色んな先輩のYouTube動画を見て新しい概念を知り、日々の生活に落とし込むことも少しは出来たかと思いました。
つくばラジコンアリーナのオンロードコースを走っていても、抜きつ抜かれつなデットヒートを繰り広げられた瞬間も出てきました。(初心者専用タイムのときに)
「もう、ビリっけつな自分からは卒業できた、はず。」
そう思えた腕を試したくて、今回もタミヤ公式レースに参戦したのでした。
蓋を開けてみると
開催会場、参加したクラスなどは敢えて伏せさせてください。
本当に恥ずかしいので。笑
全体したマシンの台数は100台以上はあったかと思います。
その中で私がエントリーしたクラスには、総勢70台ほどのマシンたちがいました。
予選1回目
予選2回目
↓
決勝トーナメント
という流れでレースを行いました。
まずは予選1回目。
なんと10台中4番手に躍り出ます!
おお!
すごい!
しかも壁に激突せずに走ってる!
自分、成長したなぁ。
練習したもんなぁ。
と、思うようなラインを描きながら走れている自分にびっくり感動自画自賛をしていました。
"このまま逃げ切りたいなぁ!"
なんて思っていたのもつかの間。2周目からコースの感覚を掴んだ後ろのマシン達に、ビュンビュン抜かされていきます。
そうなるとですね。めちゃくちゃ焦るんですよね。
自分のペースが保てないというか、保ってたら後ろからビュンビュン抜かれるから私もペースを上げて走らなきゃ行けない。
でもペースを上げるためにスロットル(アクセル)を踏むと、突っ込み過ぎて壁に激突してしまう。
挙げ句の果てに、カーブに設置されたパイロンを踏んでコロッと横転してしまいました。
コースマーシャルの方にマシンを救って頂いてなんとか完走しましたが、予選1回目から「やっぱり私のコントロール技術はまだまだなんだ」と痛感しながら操縦台を降りることに。
それでもなんとか9位に入ったんです!
「お、ビリじゃない!」
と成長を実感し、悔しさよりも嬉しさの方が勝った瞬間です。
よし、このまま予選2回目も自分らしい走りをすれば大丈夫。と思いながら次のレースに挑みました。
しかし予選2回目は壁に激突しまくりで、結果ビリ。
決勝Fトーナメントも、途中でステアリングが根っこから外れて操縦不要になり、スタート58秒後にはコース外に避難する事となりました。
トータルの順位は、ビリ。
決勝トーナメントの残り2分間、操縦台の上からコース全体をぼーっと見つめる事しか出来ない私。
「世界はこんなにも広いのか...」
先頭でデットヒートを繰り広げる上位マシンを眺めながら、ライバルとの腕の差、ラジコンレース優勝への壁が高いのなんのって。
その時の僕には、高すぎててっぺんが見えませんでした。
ラジコンはメンタルスポーツ
という言葉を、世界選手権に出場する日本人選手の方がおっしゃっていたのが印象に残っています。
聞いた最初は何を言っているのかよく理解出来ませんでしたが、レースに出た今なら何となくわかります。
焦ったら途端に負ける。
私も常に自分のペースで走れていたら、ビリから成長できていたかもしれません。
走っている最中に失敗して横転しても、そのあと平常心で走り切ることができていれば、順位が上がっていたかもしれません。
決勝トーナメントで「Fトーナメントだから」と雑に操縦した結果、マシンを壁に激突しマシンを壊してしまったんだなと反省しています。
また会う日まで
私はまだレースに参加するほどの腕もメンタルも持ち合わせていない。
もちろん、とにかくレースに参加して経験を積む事は大事だけど、その前にやるべき事はたくさんあると感じました。
バスケットボールも、基礎のドリブルをやり続けます。
野球も、基礎の素振りをやり続けます。
ラジコンも、基礎の◯◯をやり続けているに違いない。
その◯◯を、僕はしっかりやります。
そのためにもっとラジコンの世界を知っていきます。
そして平常心を保てる腕と自信を身につけて、またレースに帰ってきます。
しばらくはレース参加予定はありませんが、次参加した時は
「成長を実感できたし、レースを楽しめた」
と言えるように、日々の基礎練を続けていきます♩
ご精読ありがとうございました。
追伸:
Instagramでラジコン動画をシェアしています。
ぜひ遊びに来てください♩
(画像クリックでInstagramページに飛びます)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?