まるで本物!? ラジコンのオリジナルステッカーを作る方法
こんにちは!
しょーです。
今回は本格ラジコンを始めたての人が、より楽しめるように
「安くて簡単に高品質なオリジナルステッカーの作り方」
を紹介していきます。
「本物のクルマのようなロゴを貼りたいけど」
「ラジコンメーカーが販売していない」
そんなステッカーを作るには最高の方法だと思っています。
もちろんデメリットや欠点もありますので、後で説明するデメリットも踏まえて、あなたの本格ラジコンライフに活かしてくれたら嬉しいです。
【用意するもの】
①本格ラジコンで再現したいボディの写真
本物のようなかっこいいラジコンを作りたいとなった場合、そのモデルとなるクルマの写真があると便利です。
その写真を見ながら、オリジナルステッカーづくりを進めていく事になりますので。
「どんなふうに写真を用意すればよいの?」
と疑問に感じると思いますので、僕の場合を例に出してみますね。
僕はトロフィートラックが大好きでして、Traxxas UDRのボディで再現したいと考えました。
僕が持っているボディがTraxxas の「8513」という型番のボディ。
すでに完成品であり、本物のレース車のデザインを80%使っていることから、ほぼほぼリアルなんですけどね。
本物のレーサーといっしょにラジコンを撮影されています。
でもよーく見ると企業ロゴが取り外されていて「traxxas」というシールが貼ってあるだけなんですよね。
この「traxxas」というシールがなんともおもちゃっぽい。
いや別に非難や否定では全くないんですが、せっかくリアルに80%の完成度で近づいているボディなので、そこから100%に近づけたいんですね。
なので企業ロゴに変えたいと思うのであります。
ちなみに年代によってもロゴが変わってきたりもします。なのでどのボディを再現しようかというのも写真を見ながら決めていきます。
2枚目(下の写真)を再現していこうと思います。
②シールデータを作るためのcanva
写真データを作るためのソフト、サイト、サービスが必要になります。
本格ラジコンを始めたての頃は容量も分かっていない場合も多く、お金を払って失敗したくないですよね。
なので無料でできてしまう「Canva」を使うのが良いかと思います。
Canvaの登録方法は公式サイトに載っていますので、登録方法がわからない場合は下記をご覧くださいね。
https://www.canva.com/ja_jp/help/sign-up-log-in/
①canva.comに移動し、[登録] を選択します。
②登録ページで、[メールアドレスで続行] または [仕事用メールアドレスで登録] を選択します。
③Canvaで使用するメールアドレスを入力し、[続行] を選択します。
④希望するアカウント名を入力します。
⑤[アカウントを作成] をクリックします。
⑥メールアドレスに送られてきたコードを入力して登録を終了します。
⑦送られてきたメールの手順に従って、受信したメールの確認コードを入力します。
③スポンサーロゴのデータ
「ピカチュウ」「ドラえもん」のようなキャラデザインはGoogle画像検索でいくらでも出てきますが、スポンサーロゴはマニアックなものになると出てきません。
特に僕がこれから作成するような「トロフィートラック Fox ロゴ」みたいな検索の仕方だと日本向けの情報が非常にニッチなので、まずロゴデータにたどり着けません。
ラジコンで再現したい本物のクルマって、海外製の場合も結構ありまるからね。
う〜ん、かっこいい。美しい。
再現したい。
もちろんこのレベルを再現するには初心者以上のスキルが必要です。今回の記事ではそこまで紹介しませんが、とにかく「世界中のスポンサーロゴが必要なんです」ということが伝わったら嬉しいです。
というわけで、スポンサーロゴを探すためのサイトを紹介します。
それが「GTSport簡易デカール検索」というサイトです。
ホーム画面がこれ。
ひじょーーーーにシンプルですね。
2ちゃんねる全盛期だった平成初期の頃の匂いがします。
試しに僕が再現したいトロフィートラックの企業ロゴ「jimco」で検索してみましょう。
この企業がどういった企業なのか全く分かっていないので、ケンタッキーの若かりし頃のような男性の画像が出てきても「jimco」企業のロゴかは分かりません。
でもちゃんと上から2番目に欲しいスポンサーロゴが出てきましたね。
レーシングシーンでよく見る企業ロゴの「マルボロ」も検索してみました。
ロゴ名だけでなく、クルマにそのまま貼れそうなデザインも検索にヒットするのでとても便利です。
【ロゴデータを作ってみよう】
「GTSport簡易デカール検索」で検索したロゴデータを、ドラッグ・アンド・ドロップを使ってパソコンにコピーをします。
このときに、背景が切り抜かれた純粋なロゴデータだけをゲットできるので本当に便利です。
次にCanvaのほうでステッカー作り用の新しいプロジェクトを作成します。
画像のように「デザインを作成」→「カスタムサイズ」の順番に押下してください。
サイズを入力する画面が表示されるので
2102 x 1500 px
と入力します。
入力が完了したら「新しいデザインを作成」を押下してください。
これがファミリーマートで印刷する時のシールのサイズなんですね。
具体的には2L判 127mm × 178mmとうサイズを使います。
なのでこの数字はそのまんま真似してください。
それでは次に、先程PCにコピーしたロゴデータを、ドラッグ・アンド・ドロップを使ってCanvaにコピーをします。
他にも色々な企業ロゴをもってきました。
「ロゴのサイズはどうやって調整すれば良いの?」
という部分なのですが、これは正直正確にピッタリと作る方法を僕は分かりません。
先程お伝えしたファミマのシールサイズ
「2L判 12.7cm × 17.8cm」
というのを念頭において、自分が必要なロゴサイズを調整していきます。
例えば僕の場合、「Jimco」ロゴの長さが8cm必要なので、横全体の4分の3くらいの長さにしてみました。
目視なので少しやりにくいですが、本格ラジコン初心者の方はそこまでシビアに求めないと思いますし、まずは失敗しても良いのでチャレンジしてみましょう!という事で。(笑)
ロゴデータの作成が完了したら、canva画面の右上にある「共有」ボタンを押下し、下のほうにある「ダウンロード」を押下します。
次の画面の設定はファイル形式をPDFにして、ダウンロードをクリックします。ファイル形式がPDFファイルだと、コンビニでシール作成するときにロゴデータを認識して読み込んでくれます。
PCにPDFファイルをダウンロードした後は、コンビニで印刷するためにSDカードまたはUSBスティックにデータをコピーしてください。僕はSDカードにコピーをしてからコンビニに行っています。
【コンビニ(ファミマ)で印刷してみよう】
今回はファミマでシールを印刷します。(私の近所にあるコンビニがファミマなので)
コンビニにて「コピーをする」みたいなボタンをタップして、印刷機の説明に従って操作を進めます。
すると途中に「シール印刷」が出てくるのでそれをタップ。
サイズは2L判を選択してください。
SDカード(USBメモリを)入れて、印刷データをコピー機に読み込んでいきます。
お金300円を支払うと、企業ロゴが印刷されたシールが出力されます。
自分で作成したロゴステッカーが出てきた時の達成感と感動はぜひ味わって頂きたいです。
しかし同時に不安もあります。「サイズが良い感じに貼れるかな?」「小さすぎないかな?」「大きすぎないかな」と思いながら帰宅しましょう。
【ステッカーをボディに貼ろう】
それではお待ちかね。
ステッカーをボディにペタペタと貼っていきましょう。
しかしその前に、企業ロゴをハサミかカッターでくり抜く必要があります。
僕の場合は割と四角が多かったのでカットは簡単でしたが、隙間があったりくり抜く場所が複雑な形状をしている場合は注意した方が良いかもしれません。
でもシール生地はけっこう厚手なので、折れ目がつく心配はありませんので安心してカットしてください。
そして切り終わったシールからボディに貼っていきましょう。
僕の場合は、サイズ的にピッタリでした。先ほどのシールがコピー機から出力された時以上の感動がありますね。これもぜひ味わって頂きたいです。
ここでサイズを間違えた場合、もう一度データ作成からやり直しです。この部分はちょっと面倒だし非効率なので、もっと良い方法を探します。発見したら別の記事でシェアしていきますね。
【ちなみに】
今回作成したボディが、背景白色だったのでシールもそのまま白色でしたが
「黒いボディ用にステッカーを作る場合はどうすれば良いの?」
と疑問になるかと思います。
その場合は、canva側で黒背景を作ってしまって、その上からロゴを作ってしまいましょう。
【デメリットもあります】
これでシールの作り方を一通り説明したのですが、もちろん欠点やデメリットもあります。
急な凹凸があるような立体的な場所には貼れない
ファミマだけかも知れませんが、シール記事がしっかりと厚手です。僕はこの厚手感が頑丈で安心できるのですが、ボディの複雑な形状や急な凹凸がするような場所には貼れません。平面または緩やかな凹凸になっているところに貼りましょう。
サイズに制限がある
2L判 127mm × 178mm というシールサイズなので、それ以上にデカいロゴは作成できません。
【まとめ】
衝撃には強いし、雨や水に濡れても剥がれないのでとても頑丈なステッカーだと思います。ラジコンのポリカボディとの相性もとても良いと思います。
「本格ラジコン」はおもちゃラジコンと違って「まるで本物!?」を目指したくなるものです。そんな時にラジコンメーカーが生産していないアイテムは自分で作るしかありませんので、今回のCanvaとファミマの組み合わせがお役に立てたら嬉しいです。
今回もご精読ありがとうございました。
追伸:
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ぜひ遊びに来てください♩
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