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"レギュレーション対応"って難しそう...何をすればいいの?

こんにちは!
しょーです。

普段は野良でオフロードラジコンのリアルで興奮するシーンを撮っています。

でもある時ふと

「みんなでラジコン楽しみたいな」

と思ったところ、ラジコンレースなる存在を知りました。

実際にレースに申し込みしようとしたところ

"レギュレーション"


という単語に遭遇します。

例えばネットで「ラジコンレース レギュレーション」と検索をして出てきたタミグラを見てみます。

タミグラ レギュレーション 2024

はい、なんだか難しそうです。

すでに知っている人からしたら当たり前に見れると思いますが、初心者の僕たちからすると「どこをどう見たらよいの?」という印象を受けますよね。

その「難しそう」という気持ちが、参入障壁となって初心者の前に立ちはだかってしまう。僕も「なんだか難しそうだからレース参加をやめとこうかな」と何度も思いました。

しかし色々と調べながらやっていくうちに容量を掴んできましたので、まだラジコンレース初心者ながら「参加することに抵抗が無くなった人」として、レース参加を検討している方に向けてこの記事を書いていこうと思います。

「ラジコンレースを楽しみたい」と思った人が全員スムーズに参加できたら、ラジコン業界はもっと盛り上がるはず。


そんな願いを込めて、さっそくいきましょう。


レギュレーションとは?

簡単にいうと「車体に関するルール」だと思って大丈夫かと思います。

「じゃあ”ルール”という言葉でいいんじゃないの?」

と思うと思いますが、

・コース上に余計なものを置かない
・レース◯分前には入口に来て
・作業スペースの設置方法は…

などは、大会全体をスムーズを運営するために必要な「ルール」として幅広く定められているものになります。

レギュレーションは「マシンの速度を同じにするための、マシン本体に関するルール」という区別をするとわかりやすいかなと思います。

で、なぜこのレギュレーションがあるのかと言うと、シンプルに大会を盛り上げるためです。

マシンに関するルールが無く”何でも良いよ”となったら

・尋常じゃなくグリップするタイヤ
・尋常じゃなく速いモーター
・尋常じゃなく軽いマシン

を用意した者が勝つ世界線になります。

そうなると「マシンにお金を注ぎ込んだ者が勝つ」という状況になりかねません。

コラム:ミニ四駆ブームが去った過去

ミニ四駆は今でこそ世界中で盛り上がっていますが、20年前くらいに一回衰退の道をたどった事があります。

当時ミニ四駆業界を盛り上げていたのは小学生を中心とした子供層。お小遣いをミニ四駆に使い少しずつパワーアップして遊んでいました。

しかしレース、大会シーンでは勝つことに拘ったお父さん達が子供のためにミニ四駆にお金を投入しまくります。

これを「親父マシン」と呼びます。

こうして出来上がった最強装備もりもりマシンだけがレースや大会で優勝できるようになり、子どもたちは興冷めしていく事になります。

大会運営側がレギュレーションをゆるくしてしまうと「一人勝ち、特定の人だけが勝てる状態」が発生し、やる人も見る人も面白くなくなってしまうんですよね。

業界を盛り上げるためにはレベルを上げる事は必要です。

でも参入しやすくするために、レベルを落とす事も重要なのです。

もちろん全国大会や世界大会レベルになれば、マシンのレベルも突き詰めすぎて大差が無くなってきます。ある意味平等になりますので、あとは操縦スキルとメンタル勝負になり、レースが盛り上がるわけです。

回りくどく解説していきましたが、なぜマシンに関するルールがあるかというと、

「マシンが同じ速さになるようにしましょう。

セッティング, 操縦技術やメンタルという要素で勝負しよう。

その方が楽しいよね」

という事なんだと思っています。


さっそくレギュレーションに対応してみよう

それでは早速僕のマシンを使って、レギュレーションに対応するために実践していきましょう。

僕が参加する大会は「ハイレベルだけど初心者も大歓迎だよ」と言ってくれているタミヤさんのレースです。

前回に参加したときに、運営陣だけでなく大ベテランさんからも初心者に優しい雰囲気を感じたので、大好きになりました。

①メカ類

マシンの動力となる部分です。モーターやバッテリーの性能によって、速さが全然違います。

私はGTクラスに参戦する予定です。シャーシはTT-02を使います。するとモーターとESCの部分が

モーター:TBLM-02S (15.5T)
ESC:TBLE-03S 04S 04SR

と指定されています。

僕はESCに関してはTBLE-04Sをすでに持っているので、モーターのTBLM-02S (15.5T)を用意する必要があります。

②ギア比

ギアの歯数とその組み合わせ(ギア比)も、マシンの速度に直結する部分です。なので速度を統一するためにレギュレーションが設定されています。

「ギア比表参照」と書いてありますね。

さっそくギア比表を見てみましょう。

私が使うマシンはTT-02なので、その右側にある「68T / 24T」という数字を確認します。

僕が今までモーターに到着していたのが金色のピニオンギア27Tだったので、右下にある24Tのものに交換します。

これで15.5Tモーターに24Tのピニオンギア、それと68Tギアの組み合わせが完了しました。

③バッテリー

バッテリーのパワーによってもマシンの速さが変わります。なのでここもレギュレーションにて統一することでマシンの速度を一定にしていきましょう。

タミヤのレースなのでLF2200-6.6Vで統一されていますね。

すでにこのバッテリーは持っているのでレギュレーション対応済みです。

④タイヤ

タイヤに関してもレギュレーションがあります。ここも「詳細参照」とありますので、確認しましょう。

ありました。

使用可能タイヤ、インナーが記載されていますね。

このように複数書いてある場合は

「この中にあるものを選んで使ってね」

という意味になります。

そして大体

ソフト - ミディアム - ハード

の3タイプから選んでねという意味になりますが、僕は正直違いが分かりませんのでミディアムタイプにしました。

ホイールは「ミディアムナローホイール」が指定されていましたが、TT02を購入したときに付属していたものを使います。

インナーをタイヤの中に入れて、ホイールに装着します。

ホイールとタイヤの間に瞬間接着剤を塗布します。これはレギュレーションに記載がないので塗っても塗らなくても大丈夫ですが、塗って固定した方が良いかと思います。

これでシャーシをレギュレーションに対応する事ができました。

⑤ボディ

ボディも指定があるようです。僕はたまたまGTクラスに参加するためのボディを持っているので、それを使います。


まとめ

レギュレーションとは「参加マシンの速度を揃えましょう。セッティング技術、操縦スキル、メンタルで勝負しましょう。その方がレースが盛り上がるよね」という意味だと言うことを紹介しました。

一見難しそうと感じますが、「速度に影響する部分」を変更するだけでレギュレーション対応できますので、想像以上に簡単かとですよ。

特にタミヤさんは初心者大歓迎レースなので、初心者の方がレースに参加するならタミヤさん公式レースが良いかと思います。

今回の記事を通してラジコンレースを楽しむ人が増えて、みんなで楽しめたら嬉しいです。

僕はまだまだ壁に激突するレベルなので、一緒にレベルを上げながら楽しんでいきましょう♪

ご精読ありがとうございました。

追伸:

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ぜひ遊びに来てください♩
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