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Pentel P205 ゆるふわレビュー

概要

・メーカー、名称及び品番
Pentel P200

私の個体はXP205-FKRである。Xはパッケージ入りを示し、5は芯径(0.5芯)を示す。

-FKRはライトグリーン軸のカラーコードであるが、Pentelのカラーコードは法則性が見当たらないためスルーしよう。

・発売年
1970

・機構
ノック式

レビュー

Pentel P205 2022年11月製造
限定ライトグリーン軸

私の個体は比較的最近作られ、国内販売されたものである。
P200には、古いもの・国内未発売のカラーなどが存在し、シールや消しゴム、パッケージの仕様が異なる。このnoteで記載した内容は、P200すべての個体に当てはまるものではないことを理解していただきたい。

パッケージを開けた状態。透明プラスチックの直方体の箱に入って吊り下げ販売されていたもの。


口金。左はPG5、右はP205

P205にはぺんてるの設計製図用シャープであるPG1505(グラフシリーズ、1500円)、PG5(グラフペンシルシリーズ、800円)と共通の口金が使われている。固定式4mmパイプのガタツキはほぼなく、非常に高品質だと思う。ガイドパイプが折れたPG1505を修理するためにP205を買う、という話をたまに聞く。

ファンシー文具売り場や百均に、よくわからんP200似のパチモンがある。当たり前の話だが正規品のクオリティが一番高いので、パチモンを使っている方は正規品に乗り換えよう。可愛い色もかっこいい色も揃ってるよ。

クリップ周り

クリップはグラフペンシルと同様のものが使われている。これも、錆びてしまった廃番グラフペンシルのクリップ代わりに使われることがある。
持ち方にもよるが、立てて書く場合・手がとても小さい場合を除いてクリップが手に当たるので、外して使うのが無難である。

ノック部周り

白消しゴムであるが、おそらく緑消しゴムの個体も存在する。
ノックボタンは非常にシンプルで押しやすい。ノックボタンと軸が衝突してカチャカチャ鳴る、などの不快な現象は起こらないため、ここは優秀だと感じた。

Pentel JAPAN

書いてある文字は同じだが、グラフペンシルのものより文字がデカい。

分解

最後に分解した画像をアップしておく。シンプルかつ洗練された機構は、流石ぺんてるといったところ。


10段階評価

★★★★★★★★★☆(9/10点)

クオリティは完璧、文句なし。口金、軸、内部機構、どこを見ても欠点が見当たらない。
コスパに関して、同価格帯のPG51xなどと比較すると若干安っぽさがあるのは否めないが、悪くはないと思う。


ライトグリーン可愛い色してるよね♡


読んでいただきありがとうございました。


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