歯科治療は二人三脚で取り組もう

こんにちは。歯科衛生士EMIKAです。

これは歯科医院側にもそして患者さんにもお伝えしたいこと。
当たり前のことのようで、当たり前にできていないことのように思います。
今日はそんなことを書いてみようと思いました。

歯科治療を成功に導くためにとても大切なこと。

歯が痛くなったら、歯医者に行こう！
何か問題があったら歯医者に行ったら治る！

おそらく多くの人はそう思っています。

歯医者に行ったら大丈夫！？

私たちの治療の成功には患者の協力なしでは絶対にうまくいきません。

それはなぜかというと、毎日の歯磨きは本人にしかできないから。

歯磨きをしなければ、虫歯は再発するし
綺麗な被せ物を入れてもすぐに汚れが付くし
歯石をとってもまた歯周病は再発します。

虫歯の治療の場合は、削って被せ物をすれば治ります。

特に厄介なのは歯周病です。

どんなに歯石をとっても、次回来院する時までに歯磨きをきちんとできていなければ、歯ぐきの炎症はいつまで経っても引きません。

ここには、患者の協力、頑張りも必ず影響してきます。

だから、私たちはただ治療を提供するだけではいけません。

歯科治療は、患者も一緒に行なっていくという意識をしっかりと持ってもらうことが必要です。

そして患者さんの協力を得ることで、治療は順調に進みます。

また、治療後も健康な状態を長く維持できることに繋がっていきます。

歯科衛生士の出番

私たち歯科衛生士は、だからこそしっかりと患者に関わっていけるようなコミュニケーション力を身につける必要があります。

歯科衛生士に必要な３つの力を育んでいくことで、歯科医師と患者の架け橋になり、治療をより円滑に進めることができるようになります。

これをどれだけ主体的に取り組めるかで、医院の力は大きく変化してくるとも私は思っています。

歯医者と患者、それぞれがゴールにむけて努力できることで
お口の中の健康が保たれることに
ぜひ、一人でも多くの人に意識してもらえたらいいなと思います。