超音波スケーラーの種類
こんにちは。歯科衛生士EMIKAです。
今回は私たち歯科衛生士の仕事アイテムの一つである超音波スケーラーについて少しお話しします。
歯石を取る上での必須アイテムとも言える超音波スケーラー。
毎日のように使用するこの機械。うまく使いこなす為にはそのものをしっかりと理解することは重要です。
例えば、いつもとは違うファンデーションを購入した時。
今まで他のファンデーションは使用したこともあるから、説明書なんて必要ない。見たらなんとなくわかるでしょって思うことってありませんか?
しかし、商品はそれぞれ特性が違います。パフを使うのか?ブラシを使うのか?などで、きっと持続性や肌の仕上がりは違ってきます。
綺麗に仕上げる為には、その商品を理解した上で使いこなせていないと難しいですよね。
超音波スケーラーも同じです。
特にこの機械は使用の仕方によっては、患者に対し痛みや不快な思いを与えてしまう可能性もあります。だからこそ、超音波スケーラーについての知識と技術が必要だと私は考えます。
ということで、今回はほんの入り口。
まずは超音波スケーラーの種類についてまとめました。
超音波スケーラーとは?
超音波スケーラーは、超音波本体から発されたエネルギーをハンドピース内で振動に変換されて専用チップに振動が伝えられるという仕組みでできています。
どんな種類があるの?
いろんなメーカーからいくつもの種類の超音波スケーラーが出ています。
主流になっているものもありますが、超音波スケーラーには二つの種類があるのをご存知ですか?
それはピエゾ式とマグネット式です。
この二つの違いは振動方式の違いです。
振動方式が違うとチップ先端の動きに違いが出ます。ピエゾ式は、直線的に振幅します。マグネット方式は楕円もしくは八の字を描くように振幅します。
図で見るとわかりやすです。
それぞれの特徴は
作業面の違いです。
とはいえ使用されている超音波スケーラーはピエゾ式が主流です。
なので基礎知識をして知っておくといいと言った今回の内容です。
ちなみにバリオスやスプラソンPーMAX などがあります。
マグネット式はキャビトロンがあります。
お恥ずかしいですが私自身、超音波スケーラーは医院に必ずあるものなので、「なぜこれを使用しているんだろう?」という疑問すら持つことがありませんでした。超音波スケーラーを上手く使いこなせるようになるために、まずは特徴や性質を理解しようと思った時に知ったのがきっかけでした。
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