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スピリチュアリズムとベジタリアンと農業─ホリスティック栄養学「ヘルシー・クッキング」を読んで

スピリチュアリズム普及会の姉妹サイトにホリスティック医学・健康学研究所があります。ここで制作されているスピリチュアリズムの知識に則った栄養・料理レシピである「ヘルシー・クッキング」を購入してみました。
そこでスピリチュアリズムのベジタリアンカテゴリーの範囲や未来の農業の姿について考えてみたいと思います。


ホリスティック栄養学「ヘルシー・クッキング」での使用食材カテゴリ

「ホリスティック栄養学の知恵を生かした『ヘルシー・クッキング』」の2ページ目に食事改善の10のポイントがありました。肉類、魚介類、乳製品等の扱いについてです。以下リンクいたします。

(参考)外部リンク: ホリスティック医学・健康学研究所 > ホリスティック健康学について > ホリスティック食事学 > ホリスティック食事学に基づく食生活改善について > 食事改善の10のポイント

また「ヘルシー・クッキング」では以下のような内容がありました。

  • 肉類:なし

  • 乳製品:なし

  • 卵:少量可能

    • ※例えば以下レシピで卵を使っていた

    • 「昔ながらのネギ入りお好み焼き」

    • 「サンドイッチ-ゆで卵ときゅうり」

    • 「豆乳プリン」

    • 「ブルーベリーのパンプリンケーキ」

    • 「フレンチトースト」

  • 魚介類:可能

    • マグロやサンマやシシャモ、イカ、タコ、エビ等の材料が使われている

    • 「サケとミツバのちらしずし」「簡単手巻きずし」の寿司系で魚介類を使用

    • 「パスタ-アサリのトマトソース」「ホタテとタラコの豆乳クリームソース」ではアサリやホタテ等の貝類の材料が使われている。

  • 砂糖類: 白砂糖なし

    • レシピで使う糖分のほとんどはメープルシロップが使われている

    • 「くずもち」「芋きんつば」では黒糖も使われている

スピリチュアリズムの食事はぺスコベジタリアンから乳製品を除外したものに近い

ベジタリアンやヴィーガンのカテゴリーには食べられる食材や加工プロセス等の条件ごとにたくさんの種類があります。例えば肉類、魚介類、乳製品、卵、はちみつの有無で区別されるようです。
この中に「ぺスコベジタリアン(ペスクタリアン)」というカテゴリーがあります。(肉×、魚・卵・乳製品・はちみつ○)
参考:ベジタリアンの種類はこんなにたくさん!10種類以上を解説

先程の「ヘルシー・クッキング」のレシピでは乳製品は未使用なようです。
またシルバーバーチの霊訓では哺乳類のことを指して「動物」と呼ぶケースがあったり、具体的な食事の範囲指定がなくあいまいな面もあったように思います。そのため総合的にこれらを考えると2023年現在でのスピリチュアリズムの食事とは以下と言えると思います。(個人的推測です)

  • スピリチュアリズムの食事は「ぺスコベジタリアンから乳製品を除外したもの」

関連してスピリチュアリズム普及会の記事リンクを以下記載します。
参考:スピリチュアリズム普及会 > スピリチュアリズムとは > スピリチュアリズムの思想[Ⅱ] > 7.暗黒の地上世界 > (8)地上世界の悲劇〈5〉――動物虐待・自然破壊

将来的な畜産・養鶏の見通し

今後数百年と時代が進めば、人々の霊的意識の高まりや農業栽培技術、加工技術の進化によって一般的な食事の様子も変化していくと思います。
そう考えると現在の畜産や養鶏は、長期的な時間軸で考えるといずれ廃止されていくのかもしれません。畜産や養鶏が減少した場合、そこに使われていたリソースや研究開発は農林業の集約・効率化の分野で活用されていくように思います。

なお地球は、全天体の中で下から2番目の低い進化段階であり、肉食も地球と地球のひとつ下の惑星(火星)しか行われていないそうです。こうした進化の観点からも現在の肉食を巡る産業やサイクルは、徐々に減少していくように思います。
参考:宇宙人的存在と天体の進化とスピリチュアリズム

妖精による霊性農業の発展

スピリチュアリズムの思想体系には妖精とともに行う「霊性農業」の記述があります。この内容を読むと、農業から単に農作物を収穫し栄養とカロリーを摂取するだけでなく、人間と妖精の共同作業や「霊性農業」を通じた農作物の栄養素や栽培プロセス改善、自然と人間の共生等も目指していくのでしょう。
もし「霊性農業」で作られた農作物に、目に見えない霊的な栄養やエネルギー等があるのであれば、それを健康や医療への活用もあるのかもしれません。(個人的推測です)

そうした関係ができ上がると、地上人は自然界に対して“愛”による支配力を持つようになります。心の清らかな農夫、奉仕精神にあふれた利己心のない地上人が育てる農作物は、そうでない人のものとは明らかに違っています。妖精からの全面的な協力を引き出した農業は、理想的な農作物を育てることができるのです。飼い主によって動物が変化するように、農作物や植物も、育てる人間の「霊性」によって大きく変化するのです。

スピリチュアリズム普及会 > スピリチュアリズムとは > スピリチュアリズムの思想[Ⅱ] > 6.霊的世界の存在者たち > (5)人霊以外の霊的存在者〈2〉――“妖精”

高級妖精「デーバ」と環境問題への取り組み

スピリチュアリズムの思想体系には高級妖精「デーバ」と環境問題についての記述もありました。霊性の高まった人類とデーバが連携し、天災や自然災害、パンデミックを制御していくものと思います。

もちろん人類の過失で生じている化学物質汚染や廃棄物問題、森林伐採や生物兵器、スペースデブリ等は人間たちで解決が必要でしょう。
それ以外の干ばつや洪水、噴火、地震等の妖精が管轄していると思われる分野についてはデーバと人間によって天災被害の制御が行われていくのかもしれません。(個人的推測です)

人間が神の摂理に忠実に従っていれば、妖精の協力のもとで、ある程度までなら自然界を支配することが許されるようになります。妖精の全面的な協力を得られるような状況においては、自然界を部分的にコントロールして雨を降らせたり、自然状況を変えることもできるようになります。

妖精の中で高級なものは“デーバ”と呼ばれ、かなりの知性を備えています。地上で特殊な心霊現象を起こす際には、このデーバが背後から現象現出のための働きをします。その力が、人間の希望に応じて自然界を部分的に変化させてくれるのです。

スピリチュアリズム普及会 > スピリチュアリズムとは > スピリチュアリズムの思想[Ⅱ] > 6.霊的世界の存在者たち > (5)人霊以外の霊的存在者〈2〉――“妖精”

まとめ

「ヘルシー・クッキング」を読んでみて、スピリチュアリズムが現在目指している食事内容への理解が進みました。
家族や集団で暮らしている場合、中々自分だけのレシピの用意が難しいこともあるかと思います。その中でも「動機」部分はスピリチュアリズムの「ぺスコベジタリアンから乳製品を除外したもの」を意識した食事を心がけて行きたいです。
全ての食事は無理でも週の何割かは肉食を避けたり、外食でも肉よりは魚を選択するようにし、動機の維持と行動の実践をやって行きたいと思います。

私も中々食事徹底はできておらず、消極的肉食をしているだけになってしまっています。その分は将来カルマ負債をきちんと払う覚悟をしつつ、いずれ生活環境が整ったら食事切り替えのパーセンテージを上げて行こうと思います。その際には今回の「ヘルシー・クッキング」のレシピがより活用できるようにしたいです。

後半で霊性農業や妖精、デーバについて触れました。妖精による農業や環境問題の取り組みは、スピリチュアリズムの記事中でも余り触れている箇所は多くないです。もしかしたら今の人類にとってはややレベルが追いついていなくて、知識や情報の霊界的開示量が少ないのかもしれません。
ですが他の天体では恐らく当たり前に行われている以上、地球でも必要になってくる分野と思います。
こうした自然霊と人間の連携についても、関心を持って取り組んでいきたいと思います。

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