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悩める色選びと配色に

色をこちらから提案できる場合や色を決めるヒントになるかもしれないのが、【トレンドカラー】というやつです。

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今年は『クラシックブルー』PANTONE 19-4052

毎年発表される色が必ずありますので、それをチェックしておくと
今年の流行りはこの「色」なんです!で決められる場合もあるかもですね。

配色は難しいですよね…
わたくしエンヤは『色彩検定2級』を持っていますので、ちょっとした色の知識があります。色の話に関しては興味を持ち続けているんです。


メインの色について考える

デザインに限らず何か色を考えなきゃいけない場合は色んな方法があります。相手さんの「ブランドカラー」が既に決まっていればそこから導き出せばええんですけど、そうでない場合は、やっぱ相手さんにイメージを聞いて色を導く必要があります。

誰に対して作るモノか
男性,女性,年齢層 など

アピールする商品などのイメージ
柔らかい,硬い,販売時期 など

相手さん固有の名刺などであれば、その人が身に付けているモノや持ち物などから好きな色を候補として上げる手もあります。

ほんと色んな方法がありますけど、聞いて状況観察をしながら これや!という1色を考える

色相環について

私が色選びで必ず頭の中でイメージするのが色相環です。
配色の時もこれがベースになるからです。

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配色について

1色決まれば次の段階は配色です。
1色では厳しいのでメインカラー以外の色を導き出す必要があります。

私がよく使うのは「Adobe Color」のサイトです。
メインに近い色や反対の色、その間の色などを見るのに便利です。

配色イメージスケールについて

色のイメージを言葉にして表現した「配色イメージスケール」というがあります。これは3色で表現されていて、メイン1色のほかに2色も同時に見せられるメリットがあるんでオススメです。

アナログとデジタルの違い

紙(CMYK)と画面(RGB)というやつです。
ありがたくも配色の本もたくさん出ているので参考になりますが、
気を付けていただきたいのが「本」はCMYKで出力されていますので、
紙で見た配色を画面で見ると…
逆に画面での配色を紙で出すと…
みたいなことがあります。

色の世界は楽しい

私は職業訓練校で講師をしていましたが、職業訓練に通っていたこともあります。デザインは好きやったんですが、色のセンスがなく配色のなんたるかを学びなおすためです。学びなおすというのはデザインの専門学校を出てますので勉強はしてたはずなんですよね…

大阪デザイナー専門学校というところで当時は最先端の3DCGを学んでました。もう30年ほど前の話ですけど…

職業訓練では「カラーコーディネーター養成科」で色彩を4か月にわたって学びました。学んでいる間におかげさまで「色彩検定2級」を取ってその後のデザインに活かしてます。

デザイン好きに色好きがプラスされてより広く見るようになりました。
みなさんもどうぞ色の世界へ!

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