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休職期間を経て感じたこと

人生ではじめての休職になったのが先月のこと。

大人の夏休みみたいな期間も、あっという間に過ぎ去りいよいよ復帰することとなった。

休職している間に感じたことを、今後のためにもまとめておくことにした。
このまとめが誰かの役に立てたら幸いだ。


休職したきっかけ

去年の秋頃に体を壊した。
鍼治療に通い、回復したものの全快まではいかず。

その後も自分なりに頑張っていたものの、今年に入ってから心身のバランスが崩れ、ドクターストップがかかった。

診断書を提出しに行った時、他部署の職員からこんなことを言われた。

「休んでも変わらないわよ」
「社会から隔離されたみたいで、自分が必要とされてないって落ち込んで逆に悪くなるわよ」

などなど。
本人は善意かもしれないが、心身が弱っている人間に言う言葉じゃないと、今でも思う。

休職してみてどうだった?

しかし私は休んでいる間、社会から隔離されていると感じたことは一回もなかったし、社会から必要とされていないと感じたこともなかった。

逆に、ひとりでのんびりできる時間が大量にできてほっとした。
それにずっとやってみたいと思っていたことに挑戦できた。

ツーリングに行った。
モトブログの撮影に挑戦できた。

noteにごはんの記録を書いたり、ライターを気取っていろいろ記事も書いた。

そんな自称ライターが、休職期間中に本物のライターになった。

SNSでは誰かが必ずコメントをくれたり、励ましてくれた。

私はひとりぼっちだと感じたことは、一回も無かった。

休む前に感じなかった充足感ばかりだった。

毎日毎日ずっとイライラして、ずっと何かに追われているような焦りでいっぱいだった。

食べているのに体重は減っていく一方、薬を飲まないと寝られなかったし、あのまま働いていたらそれこそ再起不能になってしまうところだった。

休職できて良かったと心から思う。

今、正直何を思う?

のんびり休めていたが、いよいよ復帰だ。

正直復帰したくない。

また体を壊すんじゃないかとの不安でいっぱいだ。

頑張ってくれてた後輩くんが、3月末から無断欠勤からの音信不通。
ギリギリの人員配置、曜日によって偏りがきついシフト。

あの建物内にいると妙な圧迫感があるし、換気しているのに澱んでいるような空気。
入職しても次々にいなくなる職員。

負のパワースポットにしか思えない。

あそこマジでヤバいと思う。いろいろな意味でも。

これからどうする?

退職へ向けて準備を進める。

もうこれしかない。

休職前、退職の相談をした際に代表が

「ここはゆるいからやりやすいんだ」

「だから出戻りの職員も多いんだ」

などと言っていた。

確かに規則などが厳しいと、伸び伸び働けないし辛いかもしれない。

しかし規則がゆるいことは、必ずしも働きやすいとは限らないことを私は身を持って知った。

ゆるすぎることがストレスになる。
管理者不在の現場、何かあっても相談できない日々。

今まで味わったことのないような人間関係のトラブルにも見舞われたら、メンタルやられるのが必定では?

利用者にも職員にも絶対深入りしない。
自分を守ることを最優先する。

今の職場に来てからというもの、運気が下がり続けてる気がして空恐ろしい。
パートさんや同僚は皆優しくてありがたい。
だが特定の職員からの遠回しの悪意がマジやばい。
人間がどんどん嫌いになっていく。

利用者といえば口を開けば家族や親類の愚痴、文句、悪口。
認知症特有の被害妄想、奇声、暴言で振り回される。

いい加減こっちの頭もおかしくなるわ。
早めに次の職場を見つけたい、見つけよう、再起不能になる前に。

なんでこんなヤバい職場に来てしまったのだろう。

ある程度蓄えがないとキツいのもよく分かったので、転職活動しつつ貯金も頑張ろうと思う。

それと、せっかく本物のライターになれたのだから、副業にもどんどん力を入れて、いつか必ず本業にする。

まとめ

・休職できて本当に良かった。

・休職期間中に副業を始められて良かった。

・ブラック企業に就職してしまった場合、速やかに次の職場へ移った方が良い。

・負のパワースポットからも速やかに離れた方が良い。

・休職したら、早めに傷病手当の確認をしよう。

以上、休職を経て感じたことをまとめてみた。

最後にひとつ。

「ここで務まらないんじゃ、どこ行っても務まらない」

そんなの嘘だから!惑わされないで!!

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