機材追加。 またMilwaukee ミニショップバキュームetc......
皆さん、円安楽しんでますか! 何もかも高くて楽しくなっちゃいますけど、設備投資は純然たる生産性向上へのプロセスなのでそれを否定するとお前は草でも食ってろ!ってなるやつですよね。 理由付けはこんなんもんでしょうか。 アメリカからいろいろ引っ張ったので記録しておきましょう。
ところで「皆さん」とは誰のことなのでしょうか。 見ている人も待っている人も希なこの記述は完璧なぼくの独りよがりで構成される何の足しにもならない、いややめよう。 そもそもそういう概念を持ち込まずに書きたいことだけ書きたいように書くのだ。 そのコンセプトだったはず。
細かい仕様とかはこれはいいな!って使用感を得られたら随時更新していくとして、まず一番の目的だったバキュームとあとはざっくりと書いておこう。
0970-20 M18 FUEL™ PACKOUT™ 2.5 Gallon Wet/Dry Vacuum
集塵機
これは後述するハーフサイズのパックアウトハーフツールケースと同サイズで、以前に買ったフルサイズパックアウトケースに並べて2つ連結して運ぶことができる、2.5ガロンだから、11.365リッターと言われてもやはりピンと来ない、水も吸えるコードレスなそこそこ小型の集塵機、ということになります。
ツールケースドッキング式ショップバキュームはFESTOOLの物とカブるのでは? と言いたいところだけどあちらはAC機でトータルパッケージサイズも大きく、(集塵機単体だとこのパックアウトバキュームより小さいかも)作業台の隣で無限に丸鋸のダストを吸い続ける役目が重く移動しづらい面があり、切り物をする作業台と施工する施工場所でそれぞれにバキュームがあると便利なんだけどなあ、といった用途を叶えるのにハイコーキのサイクロンクリーナー等を用いること十数年
サイクロンのモデルやカートリッジフィルタのものや色々使いましたが端的に言って工事現場に向いていないのではないか、という疑念。 作業最後の軽清掃に便利な気がしたりしますが、例えば依頼者さま宅で集塵丸鋸に繋いで使うと12ミリ合板を6尺に二回刻むと満タンになり切り屑をブチ撒けます。 プラスター系等の超微粒子ダストを吸うと3秒でフィルターが詰まり吸わなくなります。 おっとプラスター系は吸わないでって書いてある…… といってAC機の集塵機をいつも持ち歩くのも大変です。 ここでこの集塵機があれば、コードレスの小型ショップバキューム。 実力はこれからですが、10千円から14千円くらいするFESTOOLのロングライフフィルターを輸入するよりウォーキージャパンで取り扱いがある蛇腹フィルターの方が捗ります。
ところでなぜウォーキージャパンで取り扱いのあるバキュームをアメリカから? ということにも言及しておかなければならないような気がします。 読んでいて納得行かない部分ではありますね。
このパックアウトバキューム、ウォーキージャパンで買うと税込60,500円です。 なかなかのお値段。
これがですね、あちらで買うとだいたい実売が$200くらい。 今のレートが140円として、27,000円くらいなんですよね。 もちろん、送料や関税や諸々かかりますのでそのままとは行きませんが、単独で送ってもおそらく40,000円は行かないでしょう。 もしあなたが60,500円の価格に納得行かないとき、例えば他の輸入屋を探したり、○フオクなんかを眺めたりしますよね。 その上で一万円以上お得に入手出来たとしたら、その分の保証の効かなさなんかには目を瞑れるかもしれません。 それが半額となれば尚、ですよ。
そのまま買うと40,000円として、アメリカ所在の輸入代行屋に送れば新品の場合多くはアメリカ国内送料は無料になります。 個人出品などじゃなければね。 あとは他に欲しいものをいくつかまとめて送れば送料がかなり圧縮出来る事になります。 今回6点送ってもらって送料と税金が28,000円程でしたので、一点当たり諸経費4,700円程ということになります。 つまりこのバキュームは31,700円ということに。 半額までは行かないものの、まあまあだと考えます。 三万+税より安い、と思えばちょっとしたハンディサイクロンクリーナーバッテリー付きくらいともとれます。 あと円がもう少し強ければ三万を切っていたでしょうが、こればかりは後がいくらになるかは誰にも判りませんのでその時の気分でいいと思います。 待てば安くなるという確証はありませんし、そんな事が判るならこんなバキュームを買わずに左団扇生活をしているはずですので……
近頃のカッティング、サンディングツールといえばほぼ集塵機能が付いています。 おかげで上手に使えば作業場の掃除をかなり短縮できます。 あなたの肺も長持ちするかもしれません。
実際、帰り際にまとめてやると30分以上はかかっていたような清掃が5分程、箒かそれこそこのコードレスバキュームがあれば完了し夜にオーナーなどが見に来たときにいつも綺麗に整頓し清掃してあるというアピールにもなります。 こういうのはプロとして大事です。 時間短縮で元が取れる道具です。 早く帰ってBMXで遊ぶ時間にもなります。
ひとつ問題があるとすれば、今回注文し輸入代行屋に送る指示をしたものが12点になったという事です。 今回その内の6点が届きましたのであと5点を。
Milwaukee 2737B-20 M18 FUEL™ Barrel Grip Jig Saw (Tool Only)
バレルグリップコードレスジグソー
日本未発売
です。 まだマトモに使っていないのでニンともカンともですが、思ってたよりデカいです。 Milwaukeeのコードレスジグソーには思いがあって、ウォーキージャパンが出来たときにSNSの広報のような人に訪ねてみたんです。 「私は御社のUS法人が展開するコードレスジグソーをとても欲していますが、ラインナップに加わる予定やスケジュールはありますか?」 と。
返答は無言を持って行われました。 まあSNSの広報担当さんですので質問に答えたりリプライに反応しないようにとの指示があるのかもしれませんがこんな対応では将来不安になります。
少し考えて、そうだよね、ウォーキージャパンはUSが親会社でもあるまい、日本法人でもない特約販売店なんだなって、合同会社という型枠を見ても想像が付きましたが、要はUS本社的な会社がどのモデルに日本語ラベルを貼って卸してくれるのかは判らない、といったところなのでしょう。 そりゃそうでしょうけど、直営じゃないならあの値段も納得です。 窓口があるのは嬉しいですけどそんなに贔屓にする事もないな…… と。
とまあ、ぼくのくだらない思いはどうでもいいとして、 ジグソー自体更新するのは30年以上ブリなのでやたら感動しているレビューに意味があるのかと言われるとわかりません。 すげー! 以外に主たる機能と特徴を書いておきます。 コードレスです。 Tシャンクブレードで交換が素早くできる。 カットラインを照らす明るいLEDとそこに溜まる切り屑を吹き飛ばすブロワはオンオフ可能。 吹き飛ばさない場合は集塵機に接続して使える。 メインスイッチがトリガーではなくスライドスイッチで長押し的安全機構と毎度トリガーロックする必要はない、けど咄嗟に止めるのも慣れが必要。 四段階のオービタル切断機能により様々な材料とブレードに対応。 Dハンドルより持ち手がブレードに近くコントロールしやすい、らしい。 無段階速度調整と、負荷がかかると全速になるオートモード搭載。
ストロークとパワーがすごくてとにかくすごい。
とにかくすごい。 26,334円。
Milwaukee 48-22-8422 PACKOUT Red Compact Portable Tool Box
ハーフサイズツールボックス
先述したハーフサイズパックアウトサイズの集塵機と並べて使うためのツールボックス。 ハーフサイズのオーガナイザーを4~5段積んでもいいのですがウチにはそんなに細かい物を運ぶ用途がないのでとりあえず。 今はジグソーとネジ打ち機が入っていますがドライウォールツール入れにしようと思っています。 フルサイズパックアウトでは蓋がロックされない状態で大型ハンドルを持っても蓋が開いてブチ撒けない構造なのですが小型故に開口面積を犠牲に出来なかったようです。
中皿も深くて色々収まるのでハーフサイズオーガナイザーは必要ないですね。 まあだいたいツールの小物を入れる事になるのでこれはこれで。
中はハーフと1/6に仕切れる板が付いていますが今は無しで、入れる物が決まったらどうするか考えたいです。
ちなみにウォーキージャパンではこれ。
13,200円。 12,274円もしたのでジャパンで買うのもアリだったですね。
Milwaukee 48-32-4082 Impact-Duty Alloy Steel Driver Bit Set with PACKOUT
ハーフサイズ薄型オーガナイザードライバービット100入り
日本未発売
さっき薄型オーガナイザーは必要ない、と豪語したばかりですが奥さん、このオーガナイザーにインパクトビットが100セット付いて$100しないんですよ! 実質7,728円でご購入いたしました。 まあ7割くらいは星形ビットだったりスクエアドライブだったりとなかなか用途のないものばかりですがマイナスのビットがサイズ揃っていて嬉しい。 日本ではもうマイナスドライバーのビットを種類揃えるのは困難になってしまった感があります。
海外ではキーレスチャックのドリルドライバー派も多く、YouTubeなんかではこのマグネティックソケットにショートビットを差し替えて使う人が多く見られる気がします。 エクステンションにもなりますし、これもあると便利なツール。
Milwaukee 2866-20 M18 FUEL™ Drywall Screw Gun - Tool Only
コードレスビス打ち機
日本未発売
DIYではあまり馴染みがないかもしれませんが、ドライウォール(プラスターボード)を下地にネジで固定する為のドリルガンです。 元々ボード屋さんのような専業の業者さんしか扱ってなかったようなツールですが、ハンドドリルの先にストローククラッチが付いた石膏ボード専用ビス打ち機です。 ルーツは広いエリアをカバーするため20メートル近くあるんじゃないかと思わしき長いACコードの付いたドリルガンで、トリガーロックした状態でビスをバカスカ打ちまくるドライバーです。 こいつのなにがいいって、石膏ボードや柔らかい目の木材相手だと深さを決めてビスを打ち込めるのでなにも考えずに押し込むだけで、0.3秒くらいでネジ締めが完了し、しかも締めすぎない。 石膏ボードにとって、ネジ締め深さはものすごくシビアで、表面の紙を貫通すると一気に締め付けの強度が落ち、ついでに内部の石膏にクラックなど入り、後の生活的振動によりどんどん緩んで継ぎ目のクラックを産むという、あまり世間では語られないけど業者的にはタブーな締め付け過ぎを回避出来る所にあります。 しかも早く。
これをインパクトドライバーやドリルドライバーでやろうとすると、木地に打ち込む場合、木の機嫌によって堅さが違うので同じトルクでは同じ結果が出ない事、 パワーがありすぎて締め付け付近は集中し、インチング操作で少しずつ閉め込んで行き、あと半周締めたい時にインパクトハンマーが炸裂して紙を貫通する、といった…… ドリルドライバーにおいてはインパクトドライバーよりはやりやすいものの、やはり締め込みには気を使います。 軽鉄下地においては鉄板を貫通させるため打ち込む初期の押し込む力、一瞬の機材を後ろから押す力がかなり要るので、気が付いたら紙を貫通している、またはカムアウトして隣に+型の余計な穴をあけたりする事もしばしば。
そういう苦悩から一気に解放されるネジ打ち機がものすごく欲しかったのですがなにぶん出荷数の問題かお高い。 と、思っていたらドライウォールの国ではこんなに進化したコードレススクリューガンが18,100円でした。 日本で買うと6万前後します……
コードレスなのでモーターを回しっぱなしにすると電池の消耗が早く、本来の能力を発揮しきれないので付いた機能がオートスタートモード。
オートスタートをオンにし、トリガーを引いてロックする。 モーターは回らないけどビットにビスを咥え、対象物に押し当てる瞬間にモーターが回りネジ締めが終わりビットのクラッチが離れるとモーターは止まる。 オートスタートモードをオフのまま、モーター全開で使うことも可能だし、トリガーで毎度スピコンして締め付けることも可能。 これが18,100円ですよ。 もうね、大量ビス打ちが苦痛だったから有り難くてしかたがないんですが、これ用のビットがどこに売っているのかが判らない。 判らないけど最悪市販のビットをカットすりゃいいか! ショートビットだし! って気持ちでゴーしました。 具合はとても快調です。 しかもコードレス。 経験のある人にしか伝わらないでしょうが、脚立だの渡り板だのの上でコード付きのツールを使う鬱陶しさ。 先述のように20メートルくらいのコードの付いたツールを職人さん4~5人で作業するときっとコードが絡まってもみ合いになりだんだん感情もコードももつれにもつれ密着し…… なような事もあったかもしれません。 コードが原因で渡り板から落ちたという人も一人や二人ではないでしょう。 ビバコードレス! ちなみにまだ石膏ボードへの打ち込みは行っておりません。
Milwaukee 507BL-LXL WORKSKIN Performance Blue Fitted Hat - Large/XL
帽子
日本未発売
帽子です。 あまり深く聞かないでください。 欲しかっただけです。 ツールメーカーのキャップがじわじわと増えています。 あとこれ洗濯出来ないみたいです。 えっ?
次回、残り6点に続く。
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