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春の短期集中バニーホップ合宿 その2600

 全く新しいバニホバーの導入にあたり軽い気持ちで跳んでみるなど行ってまいりました。

 結論からいうと全く新しいバニホバーはとても調子が良く、全体的に満足のいく物でした。
 ただ勿論、畑の物を宇宙で使う的な運用に全く問題がないかというとそんなはずもありませんでしたが、それもコミで今後も使い続けられそうという手応えでした。

※これは強度テストで、このような使用法はメーカー保証の対象外になります。

 一番怖いかなと思っていた脚は全く問題なく、上からの入力については伸縮シャフトがいい感じに吸収してくれています。
 しかしそれは不意に訪れました。 フロントを上げたときから既に判る、ああこれはダメだという感触。 見事にリヤタイヤはバニホバーを粉砕しました。

スマホホルダーの根本からもげた、プラスチック製なので仕方ない。 ただボルト側はアルミニウムか何かで強度がありそうな上、カメラ三脚のネジ規格とおなじ1/4に見える。

 このボール雲台を緩い目にしておけば力がもっと逃げてくれたのではと思いつつ、プラスチックスレッドならどんなに丁寧につかっても近い未来にはモゲていただろうので逆にウィークポイントは洗い出された感じがある。

三脚と同社製のアルミニウム製ワンタッチスライド脱着アダプター的なものを付け、GoProアダプターを用いるか、何かを考えようと思う。
とりあえずはこの何かの余り物のシブイチ穴付きスマホホルダーをネジ込んで場をしのいでおこうと思う。これはシブイチスレッドに真鍮の鬼目ナットが入っているのでオールプラスチックスレッドよりは15%くらい強そうに思う。

 さて肝心のバニーホップのほうはといいますと、 やはりなんだかフロントが重くクイックにバーが引けない。 ふわりと滞空時間の長い跳びが出来ないまま100本を終えるのかと思っていたけれど、終盤なんだか基本的なタメが足りなくなっている事に気が付く。 も、それは88本目頃のこと。 既にマックスを越える体力はなく、残りは型の練習として50センチを跳んで締めた。 今回の最高はおそらく52センチ程度。 そういえば100バニも久々であっけなく筋力落ちてしまったかなあと記録を見たら前回は1/23とかでひと月と三週も空いてしまっている。 

 相変わらずお仕事はハードモードだけどこれ6月くらいまで売り切れ状態だよねって事で残業だのして追い込むことをやめた。 なるようにしかならんし、待ってもらうか諦めてもらう事によってQOLとやらを回復しようともくろんでいる。 他人の事業の為に人生すり減らしてる場合じゃねぇ、って。

 それよりも今回フロントが重く自転車が全然立たないと思っていたのでもっと後ろへ後輪へ乗らないといけないとじたばたしていたのだけれど、止め絵で見ると思っていたよりは悪くない

といってgoodなフロントアップとも言えないけど

 フロントが重い → もっと後ろへ → タメがおざなりになっていく → フロントが重い
 のループに陥っているのではないかという仮説にたどり着いたのであるが、 とにかくフロントが上がらないと脚を爆発させられない。 充分に後輪に乗った状態からでないと脚の力はフロントを下げる方向に働く。 フロントがさらに上がらないまま腰が強い上昇ムーヴに入ると自転車ごと前回転して前着もしくは顔着の未来が待っている。
 さすがにここまで跳びまくると反射的に脚にブレーキがかかり前転まではいかないもののジャンプは失敗になるので対象物を破壊する。
 そのためのクラッシャブル対象物なのだけど、あまり頻繁に大破されても困るというあちこち勃たずの話になる。

 それでもまあ、バニホは数やるすかないだろうからもう少し間を空けず100バニを組み込んで行きたい。 おじさんの残り時間はあまり多くはないのだ。
 とはいえその間全く跳んでいなかった訳ではないのだけど壁当てフェイキーやペグ掛け練習が出来る方の広場ではそれなりに人がいるのであまり大掛かりなオブジェクトを設置するのも憚られるのでそこで全く新しいバニホバーなのです。

 さてあまり高くないオブジェクトを跳び続けたので少しだけロールバックと180系も練習してみた。

 180系をやり始めてロールバックのキレがかなりよくなったなあと思っていたのだけれど、 今日ふと気が付いた、視線が使えないままやっていると思っていたけどいつの間にか肩から結構捻りが使えるようになってきている。

ただの酔っ払いのよう

 これはかなり驚きの状態ではあるけどやはり固執せずいろいろやる方がいいのかなあと思ったりした。 ロールバックの入りとかは180の入りに通ずるし、180の捻りがロールバックに帰ってくるとは思わなかった。 各トリックのマストな修得順は? なんて考えていたけど世の上手い人たちがいう、やりたい技からやればよし、 ということなのかもしれない。 やりたい技、やれそうな気がする技、そういうの大事だよね。 逆に見てても意味が解らない技、どう考えても身体の動かし方が解らない技、怖すぎる技はまだまだ自分には早いんだなと思うようにしている。 けど知らない間になんだかこれってこうだよねみたいな感覚が体の中に生まれている事もしばしばあるが、天使が舞い降りたときにそれをチャレンジしないと掴めないみたいな事もたくさんあると思う。

 それから180についてはある日突然布団の中で開眼したのだけど、翌日やってみたら入りの恐怖はほぼなくなって、数日後にはスパスパ回れるようになりフェイキーにもほんのり入れるようになっていたのだけれど、フィーバータイムが終了したのか突然どうやって回っていたのかわからなくなってしまった。
 ただ完全に感覚だけで回っていたあれ以来またhow toを見たり考えたりして今度は論理的に修得しつつあるように思う。 まだフェイキーには入れず吹っ飛ぶのだけれど、飛び去った天使の穴を埋めるのは理論と思考と回数なんかなって。
 理論と思考と回数をもって得たのは肩からバーを捻りつつフロントにおもくそプッシュ加圧したらあとは信じて思いっきり跳ぶだけ、という物なんだけど文字列にすると後日思い出しやすい。 やはり人間の記憶は文字列によって行われる。 映像やイメージの記憶は恐らく短期メモリなんだろうなって。 前にも書いたけど、そういう意味でもSNSやこういうブログみたいなものに書き綴るのは良いことの様に思うわけです。

日が暮れるまで遊ぶの心と体によい。

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