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❤️‍🩹ポンコツ🩹

 肩を壊して三千里 いや、痛みは身体の信号なので普段はあまり湿布とかも貼らないんだけど、やがて肩周りが痛みを伴う劇凝りみたいに状態なり、庇って変なトコ使ってるんやなあってなってから二週間、悪化の一途を辿っているのでとりあえず炎症だけでも減らすかなと過去に貰ったロキソニンテープを貼ってみた。
 一晩で全て治った。 いや正確には初期の違和感から軽いしびれを感じる程度に改善し、これがトヨタ式KAIZENか、と思った。

 実際には何も治ってはいないはずであるので無理はしないにしてもとりあえず軽い練習において不安感がかなりなくなった。 まだバニホは辛いけどロールバックなんかはほぼ不具合を感じない。
 
 不具合は感じないが、治ったわけではないので数をやるとやはり覚えのある所が痛み出す。
 まだ再度痛み出しての序盤なので痛いときと痛くないときがある。 ロールバックの着地の時。

 これってもしかして

 そう思って意識的に変化を付けてロールバックをやってみる。 そう、こうして意識づけて何かを試せるくらいには慣れていた。 上手い下手は置いといて、 相変わらず180度ピタリで止めることや着地時の傾きには苦労していたけれど、回りながら何かが悪い、から何が悪いというものが雰囲気、判るようになってきた。

 バイィィン

 それは着地時。 身体の前後バランスの重心の事だけどこう、バーにしがみついたまま着地すると後輪の衝撃がフレームを伝わって、特に力が入っているバーの左手に共振を拳盗捨断の如く放ってくる。 ああ、これだ。 テニス肘も肩の腱もバイィィンってくる。

 今度は後ろ重心気味に着地してみる。 後ろ過ぎるとフロントが跳ねるのでいい感じのミドルから少し後ろ、フェイキーの呼吸。

 ポスン

 お?

 腕も肩も全く痛くないどころか、なにこの着地後の安定感… なにつまり、全ては間違っていたと、 そういうことなのかぁぁぁぁぁ!

 とはいえ毎回完璧に出来るわけでもないので数回、感触を確認してまた一つ掴んだなとニンマリして自転車を片付けた。 何かを得た日はとても気分がよい。 なんならドーパミンでも出してご覧に入れようかといった具合である。

 肩を犠牲にしたが一つモノにしたなあ…

 明日は全て着地の具合の確認に集中しよう。

 と、思った今日、まだ明るい帰宅は18時。 日が伸びて練習も明るい気分で出来る。 車を停めエンジンを切るとほぼ同時にフロントウインドウにレインドロップの模様。 うあー。

 ウエット路面でロールバックの着地とか滑りまくる事請け合いなのでとてもやる気にはなれず、 残念またあした。

 というかそもそも今日、かつてチンポの如く割った左手親指をうっかり軽く金槌でポンと叩いてしまった。 特になんでもない、血豆や突き指にもならない軽いものだったが激痛が走った。

 見ると古傷がパックリと割れていた。

 ああん

 自分治ったんちゃうんかい、 口ばっかりかい、 嘘か、嘘ばっかりか、

 左手親指に悪態をつきたくなったけれど、左手親指だって辛いのだ。 ぼくも辛い。 去年に切った当時はショックで床に転がって寝たりしたほどだったからかなりマシだけどこれ、 うーん… 

 とりあえず判ったのはバイィィンと、具合的に肩にダメージが蓄積するようになったのはバーを変えてからで、プッシュがめっちゃやりやすくなってロールバックと180を相当数やった事に身体が付いてきていない。 意識に、付いてこないのだ。 擬体が。 

 関節等をマグネットコーティングしたい。

 ところで軽いバーを追い求めた結果、パイプの肉厚がかなり薄いことをバーエンドを刺す抵抗で知り、そう言われると少し、ヤワい感じもある。 共振が大きいのもそういうのも原因に一つ噛んでいるのかもしれない。

 今年こそ180をモノにし、より速いロールバックからハーフキャブに進みたい。 なんならフルキャブしたい。 キャーキャー言われたい。

 彼の計画はまだ暗礁に乗り上げたばかりだ。

筋肉は全てを解決するかもしれない。


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