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追加評価:Leonardo.Aiの簡易動画作成機能(Image2Motion)

直近記事2 件でLeonardo.Ai は私にとってはあまり使い甲斐が
無さそうと評価終了しましたが、それらの記事を下書き完成
した(連動するブログで他話題が間に挟まっていたため、
公開が延び延びになってました)2023/12/11 時点より後で、
興味深い機能の追加がありました。

Leonardo.Ai 内で描画した1 画像から4 秒ほどの滑らかな動画を
生成してくれるというもので、Image2Motion という機能です。
(本記事もブログ連動の関係で公開が遅れましたが、その後も
機能改善があったかもしれません。これは2023/12/27 時点の
情報です。)

「Persomal Feed 」画面に蓄積された描画済の画像をクリック
してプロンプトを含む表示を出しますと「Image2Motion」ボタン
がバージョンアップで新設されていました。

Leonardo.Ai のimage2motion (1)

「動きの強さ」指定がありますが、強くしても画像の歪みも顕著に
なるらしく、ほぼこのあたりで「Generate」ボタンを押します。
たったこれだけの操作ですが、1 回に25 トークンもとられますので、
無償利用では1 日6 動画までしか生成できません。

Leonardo.Ai のimage2motion (2)

以前、Stable diffusion web UI(AUTOMATIC1111版)の拡張機能
AnimateDiff で生成した動画よりもサイズが大きく、自然で滑らかな
動画が生成されたように思います。
(Geforce RTX4060 搭載ノートPC をもってしても、GPU 用のメモリ
が不足だったこともあるものの、ネット上の作例を拝見しても同じ
印象でした。)

mage.Space にも「Animate」スイッチはあるので、同様の機能が
以前から提供されているのかもしれませんが無償利用は出来ない
ため、詳細は把握出来ていません。

追加評価初日 (2023/12/27 ) に過去の静止画から生成させた6 動画です。
 ローカルPC のClipChamp で6 本のMP4 動画を1 本に纏めました。
(0 分19 秒。全画面表示で、解像度設定は1080p [HD] でご覧ください。)

これはLeonardo.Ai を見直す大きな要素と成り得ます。

静止画ではmage.Space のSDXL メカ画にも、ローカルPC
のStable diffusion web UI(AUTOMATIC1111版)や
NKMD StableDiffusionGUI での人物画にも全く及ばなかった
仕上がりが、自然な動きを与えられることで新たな価値を
得た印象があります。

Alchemy V2 機能はその後も様子を見ていましたが、お試し期間
終了とのことで、有償契約しないと再び利用出来ないようです。
このImage2Motion 機能はそのようにならないよう願いたい
ものです。(まあ使えなくなったら、やっぱりLeonardo.Ai とは
おさらば、というだけですけど。)

mp4 形式でダウンロードが可能で、ローカルPC で編集や結合も
出来ますが、1 動画はたった4 秒の再生時間なので、場面転換が
頻繁になりそうです。

動画の使い方はそれほど広くは無さそうですが、あまりに手軽な
操作と滑らかな動画生成を期待してLeonardo.Ai で静止画を描画
する、という新しい使い方は考えられそうです。

ちょうどmage.Space の無償SDXL でないとこのメカ画はローカル
PC では描けない、という使い方、頼り方と同じ位置にようやく
Leonardo.Ai も来た、という訳でした。

この機能、ローカルPC など他の環境で描画したものをインポート
して動画化出来たらもっと使えるのになあ、というのは贅沢な
悩みですか(^^;)?

まあそれではLeonardo.Ai 側も有償契約につながらないので、
そんな道は開かれなさそうです。他環境でうまく描画出来た
プロンプトを持ち込んで近い描写をLeonardo.Ai で描画させて
から動画を作るのが現実的のようです。


ご覧いただきありがとうございます。




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