CheckPointファイルの表現差サイバー女子編

2023年12月4日 12:36

先に公開した「CheckPoint ファイルの表現差の字幕付」は本来の
CheckPoint ファイルが目指した用途と異なった使い方（豊富なマシン・
パワーを必要とするSDXL 系画像に最も近い描写は、手持ちのCheckPoint
ファイルの中ではどれなのかを比較する）だったので、多様な描画ぶり
を披露するに留まりました。

今回は本来CheckPoint が意図する描画効果が分かり易い人物像を題材に
比較のスライドショー動画を作ってみました。
6 枚1 組の画像は前回の記事以降に新たに描画させたものです。

ローカルPC 上のStable diffusion web UI（AUTOMATIC1111版）で
描画させました。プロンプトは全て同一で以下の通りです。

1girl, ultra realistic, super high resolutions, best quality, masterpiece, depth of field, realistic, photo-realistic, cinematic, young and beautiful japanese female, (((wearing helmets)))+++, 1mecha ,perfect face, fit, graceful, finely detailed beautiful face, vibrant, kind, wise, (short brown bob hair in the air:1.38), brilliant, artistic color palette, color grading, Extremely detailed, dynamic lighting, sharp, (long legs:1.34), (50mm lens wide shots:1.36), (front angle shots:1.38), (complex, Machine background ,spaceship outdoors background, Mecha Transport parts:1.38), (dark and foggy environment:1.38), ((heavy fog environment:1.38)), (battlefield behind:1.38), perfect body figure, ultra big light brown eyes, big beautiful eyes, detailed eyes, detailed face, light makeup, seductive look, (front facing viewer:1.38), w,detailmaster2,emb3r4rmor, head gear, arm armor, leg armor ,mecha, SF2CL, Uniform,Mecha warrior,jump,Mecha,non-humanoid robot <lora:JapaneseDollLikeness_v15:0.3>

（04 分51 秒。全画面表示で、解像度設定は1080p [HD] でご覧ください。）

今回も使用したCheckPoint ファイルの名称から入手意図への邪推は
ご遠慮ください(^^)。

スライドショーに採用した枚数の差は特にお気に入りの差とは限らず、
特徴が良く出ている画が複数の組に分散している場合も含まれます。

mage.Space やCivitAI、Bing AI、Leonard AI などネット上の作例を拝見する限り、これらのほとんどの人物像、表情などは逆にSDXL 系のCheckPoint
ファイルでは描けないと考えています。
（Disney のような欧米人が上から目線で描くアジア人のような描写が多い）

描画に全く制約がないメリットに加えて、描画環境の最前線がGPU 専用搭載メモリ16GB 以上を必要とするSDXL 系に主体が移って行く現在、GPUメモリ8GB のGeForce RTX4060 搭載のローカルPC （ノート機では現時点で最大）
で描画を続ける意義は大いにあると考えます。

上掲記事の通り「サイバー男子編」は作れません。描画に用いたプロンプトでは「男性」にプロンプトを修正すると、ロボットのように顔が装甲で見えなくなってしまうようですので。

動画に出てくる原画のサンプルを何枚か掲載します。