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感覚過敏


INTPの人たちのなかにはADHDやASD特性を持った人が多いと言われている(諸説あり)

わたしは病院等でしっかりした検査を受けたわけではないが、あまりにも当てはまる点が多いため何かとADHDに関する書物を参考にすることがある

その中でも多動・衝動性が強い
度合いでいえば生活に困難をきたす程ではない

またADHDの特性を持つ人に一定の割合で
感覚過敏や鈍麻を併せ持つ人が多いという

わたしは今年になるまで自分が感覚過敏だということを一切認識していなかったが、ADHDについて調べていると"五感の感覚過敏"という文字が目に入った

あくまで自己認識の範疇だが
味覚・聴覚・視覚・触覚・嗅覚と全て人より過剰に反応する身体である

味覚
・辛いものがとても苦手
 →CoCo壱の普通で汗だくになる
・ぱさつくものが苦手
 →火の通った卵の黄身は食べれない
・薬草や香辛料が苦手
 →パクチーや八角等少しでも気づく

好き嫌いにしては度を超えている
母親は今でも"あんたに食べさせるのは大変やった"と愚痴をこぼしたりする

聴覚
・大きな音が苦手
 →フェスやライブ、映画館がダメ
  仕事で行く時はノイズキャンセリングイヤホンが必須
・遠いところで話す内緒話も聞こえてくる
・電車やショッピングモールなどにいるとたくさんの声が入ってきて頭が痛くなり長く滞在できない
・雷がとても苦手
・大きな声の人が苦手
・他人と比べてうるさいと感じはじめる音量が小さい

視覚(比較的マシ)
・すぐ酔うので15分以上ゲームができない

触覚
・タイツなど肌に触れる面積が多いものが苦手
・苦手な生地のものは着れない触りたくない
・眉間など触られたくない場所が多い

嗅覚
・グループでいると初めに臭いに気づく
・苦手な食材が冷蔵庫にあると耐えられない
・ゴムベラの匂いがするクリームは食べれない
・キツイ香水が気持ち悪い
・匂いで何を煮ている焼いているがわかる


など、今なら自分で挙げていて生きにくいなと思うがこれまで約30年これが普通だと思って生きてきた
感覚過敏かと疑うことすら一切なかった

また様々な楽器や音楽系の訓練を受けていたため、全ての音は音階になって聞こえてくる絶対音感も併せ持っている
カラオケに行くと自他共に音を外すと気持ち悪い
本を読みながら音楽を聴くなんて出来ない

友人や家族からはこだわりの強いワガママな女だと思われているだろう
わたし自身ですらそう思う

これを見てるINTPの方たちやADHDの要素をもつ方で、このような感覚過敏の反応に共感する方はいるのかはとても気になる


ただ感覚過敏という言葉に出会って、これは普通じゃないんだという認識を得るととても楽になった

この世は大多数の人間に合わせて作られているため、マイナーな人間は生きづらい
しかしその分人との違いがあり、それは時に個性や独特の感覚と捉えることもできるのだと

世の中には生活に困難をきたすような方もたくさんいるだろうが、世界はマイナーに合わせて変わることはない
しかし、メジャーな人間はマイナーの感覚を持つことも出来ないのもまた事実であると思う

科学や文明は日々進化しているから、ものや考えを駆使して数少ない人たちも生きやすくなればいいのになと願うばかりだ

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