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マイタイムの重要性

ワーキングマザーは、仕事、子育て、家事、趣味や交友関係にだって時間を取りたいけど時間がない…!と感じている人も多いはず。

そんな自分をつい犠牲にして頑張ってしまう方へおすすめの一冊。

著者はモニカ・ルーッコネンという日本在住経験もあるフィンランド出身の女性。親を介護しながら子育てした経験を元に書かれている。
「マイタイム」とはその名の通り「自分のための時間」。
日本より10年早く少子高齢化が進み、共働き家庭が8割を超えるフィンランド。それでも世界幸福度ランキング1位を実現できるのは、「マイタイム」の重要性を知っているから。
自分を大切にする姿を子供に見せることは、子供が将来自分自身を大切にできるようになる、だから自分のために、まわりのために「マイタイム」を取ろう、というメッセージが綴られている。

私はマイタイムを取れなくて失敗したことがある。
産後3ヶ月ほどのころ、2週間家で子供と二人きりで過ごさなければならなかったことがあった。私のストレスが限界に達し、怒りの矛先を夫に向け、夫を一週間無視した(ごめんなさい…)。
夫は気が利き、子煩悩で料理が上手なとても頼りになる人だ。ただ、その時は仕事が忙しく、朝早くでかけ夜遅く帰る生活。加えて何ヶ月も前から決まっていたことだが、週末に遠方で開催される友人の結婚式出席のため土日泊まりで不在としていた。
この結婚式に関しては事前に相談があり、近所に住む両親に助けを得られることからOKと返事をしていた。だが、その両親がインフルエンザにかかってしまった。
それを知った夫から「結婚式、やっぱり辞めようか?」と直前に申し出を受けるも「大丈夫だから行ってきて」と送り出し、それにも関わらず「私は満足に寝られてもいないのに自分だけ楽しんできてずるい」と夫を恨めしく思っていた。

今思えば、もっとできたことがあったと思う。
・産後2ヶ月で体調も万全とはいえず、子育てにも不安があるという状況を素直に夫に伝える。
・両親を頼れない期間、数日だけでも夫に仕事を休んでもらう。
・ベビーシッターを頼む
・家事代行を頼む
(しかも後から調べると私の住む市区町村ではベビーシッターや家事代行をかなり安価で受けられることが判明した。)

私の機嫌が悪かった2週間、さぞかし夫も居心地が良くなかったことだろう。「マイタイム」をしっかり確保し、リフレッシュ(産後のこの時期はもっぱら睡眠)をすることは、私だけでなく家族みんなのためでもあると痛感する出来事だった。


I'd like to recommend that working mothers should read a book, “My Time.” The author is Monica Luukkonen from Finland, who has an experience living in Japan.
She wrote it based on her experience caring for both her child and aged parents.

"My time" is "my OWN time".
Finland has had social issures about the declining birthrate and accelerating aging society 10 years earlier than Japan has. Also double-income households are standard there.
The reason they have ranked high in the World Happiness Report is that they know the importance of "My time".

Showing kids how carefully we treat ourselves is a benefit for them.

I have had some failed experiences before.
Three month after childbirth, many troubles happened to me and I had to take care of my son alone for 2 weeks.
I was exhausted psychologically.

Now, I realize what I should have done.
I should have got "My Time". I could rely on other people.

While I was in a bad mood, my husband would have been uncomfortable.
Getting "My Time" and refreshing myself are important not only for me but also for my family.


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