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英単語帳「Distinction Ⅱ」の英語表現2

引き続き、次世代の英単語帳「Distinction Ⅱ」の英単語・英語表現を紹介していきます。

例文は自分で考えたオリジナルで、例文以外は引用になります。

英単語・英語表現10選

048 full-on:すさまじい(=overwhelming)

Today is gonna be full-on.

I have a lot of tests in my university.

今日は凄まじいぞ。

大学でテストがたくさんあるんだ。

「あふれるほどの」という意味のfullに「接触」のイメージから派生して「圧力」の感覚を持つonが合わさることで「すさまじい」という意味の形容詞に発展しています。

049 throw shade:(間接的に)悪口を言う、ディスる(=insult subtly or indirectly)

I don't wanna throw shade.

I'm like a mean person.

悪口になんか言いたくないよ。

意地悪な人みたいじゃん。

あからさまな悪口ではなく、悪口かどうか怪しい(=shady)もの、つまり皮肉めいたものや、間接的で気づきにくい微妙な悪口を言うことをthrow shadeと言います。また小バカにしたような態度を取ることもthrow shadeで表すことができます。

050 axe something:〜を消す、打ち切る(=terminate something)

I want to axe my bad memories because every now and then, I'm down with them.

嫌な記憶を消したいよ。

時々、それでダウンしてしまうからね。

axeは名詞で「おの」を意味し、そこから派生して「おので切る=打ち切る」という意味が生まれています。米加ではたまにaxと綴られることもありますが、英豪では必ずaxeという綴りが使用されています(発音はどちらも同じです)。

058 keep somebody on somebody's toes:〜の気を引き締まる(=keep somebody alert)

I gotta keep me on my toes.

I don't have free time to hang out with someone.

気を引き締めないと。

誰かと遊ぶ暇なんかないね。

何かに対していつでも行動できるようにするために、つま先で立つ(=on toes)状態を維持している(=keep)イメージから生まれた表現で、そこから「気を引き締まる」という意味に発展しています。

064 what's the deal with something / somebody:〜はどうしたの、ってどういうこと(=What's the reason for something / somebody)

 What's the deal with the stylish haircut?

Do you have a date with a girl or something?

その素敵な髪型はどうしたの?

女の子とデートとかするの?

dealは「取引」の意味から派生して漠然とその「状況」やそれにまつわる「話」を表すことがあります。そこにその対象を繋げるwithがつき「〜の状況(話)は何なの?=〜はどうしたの?」という意味になります。

066 sneaky:ずるい、卑怯な(=sly)

He is really sneaky.

He always cheats in an exam.

彼は本当に卑怯だよ。

いつも試験でカンニングするんだ。

sneakは「こそこそ動作をする」ことを意味し、そこに接尾語-yが付くとにより形容詞化し「こそこそした=ずるい」となります。鞄のsneakers(英:trainers)は歩く時の音が静かでこっそり誰かに近づけることからそう呼ばれるようになったと言われています。

067 big call:大胆な発言、言い過ぎ(=bold statement)

Donald Trump makes a lot of big calls because he calls Kim Jong-un "Rocket Man."

ドナルド・トランプは大胆な発言が多いよ。

金正恩のことを「ロケットマン」と呼ぶからね。

callは、「叫び、呼び声」という意味からここでは「発言」の意味を持ち、bigは「大きい」という意味から「大胆な」という意味を持ちます。ゆえに本表現は「大胆な発言」となります。

070 on autopilot:何も考えずに生きている(=living life without thinking)

I want to achieve FIRE to be on autopilot in terms of money.

お金に関して、何も考えずに生きるためにFIRE(経済的自由)を達成したい。

on autopilotは直訳すると「自動操縦で」となり、操縦士が何も考えなくても乗り物が機械によって自動的に操縦する様子から「何も考えずに生きている」という意味に派生した比喩的表現です。

079 jump ship:(困難から)逃げ出す、仕事を辞める(=leave)

I tend to jump ship when I feel strict.

I'm a weak-willed person.

厳しいと感じる時に、困難から逃げ出す傾向があるね。

私は意思の弱い人間だし。

jumpには「ジャンプする」の意味から派生して「〜から逃げる」という意味があり、元々は船(=ship)のクルーが契約期間中に無断で脱走することを表す際に使われた表現です。そこから「逃げ出す、仕事を辞める」という意味で使われるようになりました。

080 find one's feet:(環境に)慣れる、独り立ちする(=find one's place)

It takes time for me to find my feet after stepping into a new environment.

新しい環境に踏み入れた後に慣れるのに時間を要する。

本表現では「環境に慣れていない、誰かの助けが必要な状態」を「自分の足(=feet)がどこにあるか分からない状態」と考え、そこからその足を見つける(=find)ことは「環境に慣れる、独り立ちする」という意味になります。

Distinctionシリーズについて

Distinctionシリーズは英語系YoutuberのAtsuさんの英単語帳です。

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