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英単語帳「Distinction Ⅱ」の英語表現4

引き続き、次世代の英単語帳「Distinction Ⅱ」の英単語・英語表現を紹介していきます。

例文は自分で考えたオリジナルで、例文以外は引用になります。

英単語・英語表現10選

152 out of nowhere:いつの間に、突然(=suddenly and unexpectedly)

I was amazed that the person riding on his bicycle came out of side road out of nowhere.

自転車に乗った人が脇道から突然出てきてびっくりしたよ。

直訳すると「どこでもない場所から=どこからともなく」となり、そこから自分の気づかないうちに「突然」という意味で使われるようになった表現です。

153 go on (and on) about something:〜についてずっと話す、語る(=continuously talk about something)

I wanna go on and on about stock investment because I'm really curious about it.

株式投資に結構興味があるから、それについてずっと語りたいよ。

goには前に進むイメージから「言う」という意味があります。本表現のonには「接触」のイメージから派生して「(活動が)ずっと続く」感覚があるため、「言い続ける=ずっと話し続ける」となります。またon and onと繰り返すとその話の長さが強調されます。

158 across the board:全面的に(=affecting everything or everybody)

I'll put my head together across the board because you always help me out.

いつも手伝ってくれるから協力するよ。

アメリカの競馬に由来する表現です。競馬場のboard (黒板)には全競争馬に対してwin(1着)、place(2着以内)、show(3着以内)という3つの賭け方に対する掛け率が書かれており、その3つ全てに賭けることをacross the boardと呼んだことから生まれた表現です。

161 for all intents and purposes:どう見ても、事実上( =essentially)

For all intents and purposes, he certainly tells a lie because he behaves suspiciously.

どう見ても彼は絶対に嘘をついているよ。

彼、挙動不審だし。

昔の英国法の中で使用されたのが始まりと言われています。直訳すると「全ての意図と目的において」となり、そこから「どう見ても、事実上」という意味になります。forがtoになることもあります。

175 get off to a rough start:滑り出しが良くない(=start off badly)

My job hunting got off to a rough start.

But I managed to make up for the delay and finally get a good job.

私の就職活動は滑り出しが良くなかったんだよ。

それでもなんとか遅れを取り戻して、最終的に良い仕事を手に入れたよ。

get off to a 〜 startで「〜なスタートを切る」となり、roughには「荒い、ひどい」という意味があるため「ひどいスタートを切る=滑り出しが良くない」となります。また、get off to a good startは「順調なスタートを切る」という意味になります。

178 chip away at something:〜にコツコツ取り組む(=progress steadily)

If I chipped away at something, some of them would go well.

何かコツコツ取り組めば、その中の何個かうまくいくだろう。

chipはもともと動詞で「細かく砕く」という意味があり、そこから派生して「少しずつ削る」という意味があります。awayはどんどん離れていくイメージから「継続」の感覚があるため「継続して少しずつ削っていく=コツコツ取り組む」となります。

185 keep it between us:誰にも言わない、秘密にする(=keep it secret)

Keep it between us!

I'll do anything.

誰にも言わないで!

なんでもするから。

Keep A Bは「AをBの状態に保つ」を意味するため、本表現は話の内容(=it)を私たちの間(=between us)状態に保つ、つまり「誰にも言わない、秘密にする」となります。

191 get one's act together:しっかりする、ちゃんとする(=organize one's affairs)

I gotta get my act together because I'm an eldest son.

長男だからしっかりしないと。

get A Bは「AをBの状態にする」という意味があり、ゆえに「行動(=act)をうまく組み合わさった(=together)状態にする=しっかりする」となります。演劇界にて俳優が失敗し続けた時に芝居(=act)をしっかりするよう声をかけたことが語源だと言われています。

198 one way or another:なんとかして、なんとしてでも(=somehow)

I wanna get rich one way or another.

なんとしてでも、お金持ちになりたい。

直訳すると「一つの方法か、あるいはもう1つの方法で」となり、そこから「あれこれ方法を使って=なんとかして」という意味になります。

200 hit it off:意気投合する、仲良くなる(=get along)

I wanna hit it off with that cute girl.

After that, I wish I went out with her.

あの可愛い子と仲良くなりたいな。

その後に付き合ればいいな。

語源は諸説あり、野球などで珠をうまくヒットすること(=hit the ball off)様子から、「話や関係についてうまくヒットする=意気投合する」という比喩的な表現になったという説もあります。

Distinctionシリーズについて

Distinctionシリーズは英語系YoutuberのAtsuさんの英単語帳です。

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