「あの頃。」かなり名作でした。
モー娘。にどっぷりハマっていた中学生時代、私の推しは吉澤ひとみでした。
当時はよっすぃーが天使過ぎて、彼女の写真集を小遣い全額叩いて書店で購入した時のことを今でも覚えています。当時は夜になるといつも親に隠れながら部屋で読んでいました。
モー娘。全盛期は社会現象化しており、
「なっちかごっちんどちらをセンターにすべきか」
「新メンバーを誰にするか」
という議論で深夜のファミレスで夜通し議論を戦わせることが可能でした。※ちなみに私は絶対なっち。
さて、最近U-NEXTで観た「あの頃。」、最近観た映画の中でも抜群に面白かったです。
作中のある場面でのこのセリフです。
最後の「ずっと応援しています」がなんとも言えない儚さと美しさがあります。
「ファンとしてあなたの活躍をどこかでずっと見守っています。」という
もぅ底知れぬ「愛」がそこにあります。
この気持ち本当によく分かるのです。
自分の推しがどうなろうと全力でサポートする。
誰がなんと言おうと自分の推しを信じ切る強い想い。。。。
人としての決意を感じずにはいられない。
今ほどSNSが流行っていなかった当時、メディアの情報は貴重でした。
「〇〇が引退する。」と推しの引退疑惑を聞けば、すぐに集まり、緊急会議を開いた程です。
オタクという文化ができたのもこの頃だったと思います。
娘。だけでなくハロプロを通して社会は繋がっていたように思えたのです。
このアイドル全盛期に青春を謳歌できた私はとても幸せでした。
そしてこの映画、ハロプロファンでなくても是非見てほしい。
この世代である私はこの時代ならではの辛さも知っております。
リーマンショックからの就職氷河期
フリーター
この時期の社会不安からみんな何かしらやるせない思いをしていました。
社会の起爆剤となったハロプロ。
作中の劔さんの姿に自分を重ねる方も多いと思います。
仲間、熱中することの大切さ。
平成という日々を振り返らせ、改めて今が大切だとわからせてくれるこの映画。本当に素敵でした。
超絶おすすめです。
詳しくは下のブログで。
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