英国での留学経験
かれこれ、１０年以上前の話になりますが、今回は、英国での留学体験を話したいと思います。
私は、日本の大学の３年時に１年間の英国留学をしました。
英語専攻だったので、留学であれば、英語のネイティブ圏に行く人が多いのですが、サッカー好きであったこと、イギリス英語を既に勉強していたこともあってイギリス以外の選択肢はありませんでした。
留学フェアにも足を運びましたが、学園都市のオックスフォードがいいなと漠然な想いがあったので、オックスフォードを留学先に選びました。大学はオックスフォードブルックス大学というところにしました。オックスフォード大学のブルックスキャンパスみたいな感じで勘違いされることもありますが、別大学です。学部関係なしに、完全に都市で選びました。田舎が好きなので、ロンドンのような大都市は、最初から候補にありませんでした。
オックスフォードの街並み
1年間の留学の流れは以下の通りです。
①大学の語学コース（5月）
②大学の進学準備コース（6月～8月）
③大学学部授業セメスター①（9月～12月）
④大学学部授業セメスター②（1月～5月）
語学コース編
最初は、まず生活に慣れようと思って、語学コースを選択しました。ここでアクシデントがあって、当時、全体的に日本人のビザの発給が遅れているという事件がありまして、（国際会議の影響？）日本人学生の英国到着が間に合わず、コースの開講に間に合わないという事態が発生しました。留学斡旋機関を通じて、なんとかコースの途中からの入学を認めてもらいましたが、「1か月は日本人のみのクラスで開講する」という条件つきで、少し遅れて英国入りしました。
その時は、「日本人だけのクラスなら大学のネイティブの授業と変わらないじゃないか」と思いましたが、渡航前の緊張感が少し和らいだのも事実です。
日本人だけのクラス（8名くらい）のスタートとなりましたが、「ビザが遅れた者同士の結束」みたいなものもあり、とても仲良く楽しく過ごすことができました。
大学の準備コース編
その後、大学の授業に備えて、大学が提供している「Pre-sessional」と言うコースに進みました。
正直言って、この期間が一番ハードだった気がします。
世界中の留学生が集まり、大学の授業に備えて、リーディング、アカデミックライティング、ディスカッションなど徹底的に学びました。
IELTSの自主学習なんて目でもありません。
このPre-Sessionalの期間では、英語学習に於いてはもちろんですが、いろんな国の学生と交流ができて、かけがえのない経験をしたと思っております。
ヨーロッパ系の方もいましたが、なかでも、アジア、アラビア圏の学生が多かった印象です。
帰国後も友達の国に訪ねて行ったこともあります。
Pre-Sessionalでは、受講生全員で、100人近くいたと思いますが、その中でも、コース期間中、なんと、2位の総合成績でコースを終えることができ、とてもうれしい思い出として残っています。（ひとつの大学の狭い世界ですが。。。）
1位は日本人の友達でした。日本の英語教育は、十分に通用すると感じました。
もし、留学を考えている方がいるのであれば、Pre-Sessionalコースをおススメします！
学部編
Pre-Sessionalも終わり、ついにイギリス人に交ざっての授業です。
日本の大学では、言語学の専攻でしたが、敢えて違う科目を取りました。
・観光学
・ビジネスライティング
・中国語
・教育学
・国際ビジネス
このくらいだったと思います。
交換プログラムで留学したので、正直、「単位が取れなくてもいいや」という余裕（甘え）もあり、（もちろん単位は取りましたが笑）一日中、図書館に引きこもるというような生活はしていません。
大学のサッカークラブ（サークル）に入ったので、授業の無い合間は、練習したり、週末は試合に行ったりしていました。
授業に出席して、エッセイを書いて、試験をして、サッカーをして、みたいな大学生活です。
サッカーの試合
生活編
最後に生活のことを書こうと思います。
寮暮らしでした。留学期間中、3回くらい引っ越ししましたが、一番長くいた寮はバス・トイレ共同の寮でした。キッチンも共有で、パスタばっかり作っていました。
寮のキッチン
寮の部屋（到着直後）
滞在中は、LCCを使い、北欧とイタリア・フランス・アイルランドに旅行をしました。
北欧の電車の眺め
スマホが普及していない時代だったのでプリペイド携帯を使っていました。
日本人同士でも、携帯のテキストを使って英語で連絡を取っていました。
なんだか記事を書いていると、早くコロナの状況が収まれば良いのにと思いました。もちろん戦争も。
記事を読んで頂きまして、ありがとうございました！
イギリスの桜
最後に、オンライン英会話レッスンやっております！
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