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もう少ししたら、きっと、「胸を張れる」だろう

恋愛だったのか、恋愛じゃなかったのか、

たった1度や2度のことじゃ分かるわけの無いことを、大して経験もせず、分かろうとすることが間違いなのかもしれないが。



悲しいのか、それとも悔しいのか、妬ましいのか、はたまた全く別の感情なのか、

一体何がこの、ふわふわとした、忙しなく、ブルーな感情にさせるのか、

遥か前のことなのに、一通り季節が巡ったというのに、
今の感情すらも分からない。


自分のことでも、分からないことがたくさんある。
こんな自分がいるとは、夢にも思わなかった。



憎くもあり、一方羨ましくもあった。見下したい気持ちもあった。


ただ、どんな形だろうと、それは「人との別れ」だった。

何かと「終わり」というものは悲しい。辛い。何もこの感情を消すことはできない。

楽しいことが起ころうと、憎悪があろうと、「終わり」を経験した感情は塗りつぶせない。



もう話さなくなってしまったこと、
もう会わなくなってしまったこと、
もう連絡もしなくなってしまったこと、何とも思っていないだろうか。

そうだといい。



善処しよう。

そしてきっとこの今が、いつか、自分にとってプラスの何かを生み出す原動力になればいい。




胸を張って歩くのが億劫になった。普通がわからなくなった。
もう少ししたら、きっと、「胸を張れる」だろう。


そのきっかけだって、少しは、彼のおかげなのだから。

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