見出し画像

ルービックキューブで、心と向き合い始めた①

「自分の感情に向き合えるよ。」と教えてもらい、
ルービックキューブを始めた。

まずは、回せる人に追いつかないと…と、
一人で手の動きを練習。

私がそんなことを始めているとは誰も知らず、
「どのくらいルービックキューブやりたいの?」
と熱意を聞かれる。

うぅ。。。
「そうか、私ってまずは一人で始めておいて、
 いざ始まるよ!と声がかかった時は
 ある程度はできる自分でいたいんだな。」

高校の頃を思い出した。

授業の予習をしておかないと、
ついていけなくなるという不安。

実際、途中で予習をサボって
ついていけなくなった経験があり、
余計に怖くなっている。

だから、やる気を聞かれて初めて、
「私は自分の癖と向き合いたいから始めたい!」
という思いが相手に伝わり、
教えてもらうことになった。


教わるからには、仕組みを
しっかり聞いて実践、実践…!
と、これまた厄介だった。

”教えてくれてる人を喜ばせてあげたい!!”
という気持ちで常に聞いている。
私がどうなりたいか?
という意志はどこかへ消えていた。

そして、少しずつ回せるようになると、
「すごいね!!」と褒められた。

「そうかなあ」
「でも、まだ一人でできてないし」

褒められたことを喜ぶことはなく、
「ん〜と、ここはどうやったらできる?」
と相談に切り替えていた。

さて、ある程度一人で回せるようになると、
「早いね!!!」とまた褒めてもらった。

「いや、今のはたまたまで、
本当はもっと遅いし…」

あれ?
私、何かしらの理由を付けて
褒められたことを全然喜べてない。


私って、こんな人間だっけ…????

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?