私のマンガの面白いの基準
1.マンガの面白いの基準値
基本的に入ってくる情報は、大きく絵と文字、です。
(脳がコマ割りを補完する情報は、2つの絵から推論できるメタ情報なので、絵に帰属)
絵で伝えられるものは、人か人以外か。文字で伝えられるものは、セリフかセリフ以外か。基本的にマンガ=人+セリフだと思っています。
マンガの構成要素は何か定義したところで、人とセリフで何が表せるかと言うと、人のoutputです。基本的にinputは表現できなくて、outputのみ。マンガは人の外にあるもの(inputの内容)は表現できないので。
本題のマンガの面白いの基準は、以下となります。
・課題が発生すること
最初から俺TUEE系の主人公だと、何も課題が発生しない。ちゃんと敵がいて、主人公が倒せるのか倒せないのか、が気になる。それを通してキャラクターの成長がみたい。倒す意思があるのか?どこに戦うインセンティブがあるのか?
ココまで単独のOutput話。一人一人のOutputが独立している。
ワンピース、ナルト、ブリーチ、みどりのマキバオー、JOJO、RAVE、ドラゴンボール
・解決方法が合理的、物語の理に適っていること、リアリティ
現実にはありえないが、物語の中では、その設定上ありうること。物語の課題が発生したときの解決方法がリアリティがあること。
ココまでOutputの並列化。一人のキャラクターではなくて、複数人のキャラクターのOutputが時系列に織り成して、世界観を作り上げていく。
コードギアス、シュタインズゲート、インターステラー、アオアシ、封神演義、DEATHNOTE、バガボンド、進撃の巨人
・その上で、予想できない展開、作者に魅せたい展開があること
ハンターハンターのゴン覚醒
ここからは少しフィーリングが混ざっている気もします。かなり賛否両論分かれます。要は、読者には全く理解できないけど、その世界感上確かに有り得るし、なんだかシンパシーを感じて、アートの世界に引き込まれていく、感じです。
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