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昨年の振り返りと今年の抱負

あけましておめでとうございます。本当は、活動報告として年末にあげようと思っていたのですが、子供の発熱から始まり、あれよあれよと言う間に年が明けてしまいました。また1/1には震災。大変なスタートとなった2024年ですが、新年のご挨拶とともに、昨年の振り返りと今年の抱負を残しておこうと思います。

2023年の振り返り


2023年は『縁・芸』プロジェクトとして、本格的な活動をスタートした年でした。2月には、昨年度参加していたSTANDIBARAKIでの最終プレゼンを行い、様々な刺激を受けながら、いよいよ本格的に自分のプログラムを動かし始めました。
3月は、笠間市友部にある日本茶カフェ「まちのベンチ」さんで初の企画展『木のおもちゃ展』を実施させて頂きました。
今まで、『障害者支援施設あいの家』さんで作られた作品が一般のカフェ(ギャラリー)に、さらに主役として、展示されることはなかったのではないかと思います。カフェのオーナー河又さんと出会い、河又さんの粋な計らいで実現した企画。この企画のご縁で私自身も様々な方との交流が生まれました。


4月からは、『縁・芸』プロジェクトのメイン企画であるアーティスト(作家)を施設に誘致する活動をスタート。陶芸作家の丸山果鈴さんに協力して頂き、『障害者支援施設あいの家』の利用者さんと一緒に創作活動を開始することができました。最初は、お互いにどうしたら良いかわからないといった様子でしたが、月に2回の関わりを約半年間続けたことで、徐々に作家さんと利用者さん達が、自然に楽しそうに活動に取り組んでいる姿を見ることできたのが、一番嬉しかったと振り返ってみて思います。
11月には、水戸市にある『泉町ギャラリー窯』さんにて、「3つの個性」という3名の陶芸家の企画展の中に、プチ企画として『縁・芸』プロジェクトの企画で制作した作品を展示させて頂きました。最初に設定した目標の一つを達成できたのかなと思います。

また創作活動とは別に、福祉施設で制作された作品をお預かりし、地域のクラフト市などのイベントに代理で参加するという事も並行して行いました。障害福祉施設で制作された作品をお預かりし、代理販売を実施しました。
実感としては、時間をかけて丁寧に作った作品は、ニーズのあるところに持っていくだけで評価して頂けるということでした。売上という点では、満足できるものではありませんが、様々な人に作品を知ってもらうことができるので、今年もできる範囲で実施していきたいと思います。
出店先として、『山の園舎の中庭マーケット』『茨城ロボッツホームゲームでの販売会』等に参加することができました。

アダストリアみとアリーナにて

今年の抱負

有り難いことに『縁・芸』プロジェクトも少しずつ知って頂けるようになってきました。ご協力頂いている陶芸作家さんや障害者福祉施設関係の皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
今年の抱負は、一緒に活動してくれる関係者(陶芸以外の作家やアーティストとも)を増やすこと!を目指します。
課題としては、現在協力してくれる関係者は、基本的にボランティアベースになってしまっていることです。最初は良くても、どこかのタイミングで続けることが難しいと感じる時が来ると思います。今年はこの辺りを整理していきたいと思います。
代理販売の活動も自分のできる範囲で続けたいと考えています。活動中に実感したこととしては、お店(主に屋台ですが)の作り方を工夫する必要があると言うことです。そもそも興味関心のある人は自然と寄ってきてくれましたが、他の方の興味を惹きつけるところまではできませんでした。作品の見せ方も少しずつ勉強していきたいです。
今年から始めることとして、出張陶芸教室および野焼き焼成の実施です。野焼き焼成での実施は、陶芸窯を持っていない福祉施設でも陶芸の活動を広めることができるのではないかと考えたトライアル的な活動です。すでに動き出しているイベントもあるのですが、今年2~3件は、様々な場所に行き、実施できるように頑張ります!

最後になりますが、2024年の元旦に石川県で大きな地震が起こり、今なお苦しんでいる方が大勢いらっしゃると思います。必要な支援が少しでも届きますことを願い、ヘラルボニーさんが掲げた、#障害者を消さない
私にできることはほとんどないかもしれませんが、せめて周知させて頂ければと思います。


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